山帰り奉納 | ぼのぼの日記 くろーばー己書道場

山帰り奉納

伊勢原の大山に

坂東三津五郎さんの大山にちなんだ歌舞伎

そしてしょうぞう師匠の落語ときたら

行かないわけにはいかない。


初めての

大山阿夫利神社能楽殿での舞台を見た。


緑色の山に囲まれた

花道のある

池の上に立っている

ライトが当たると黄金に輝く 美しい舞台だった。


木やりなどは

声が 山々に響き渡り

遠くから聞こえるせみの声に鳥のさえずりは

最高だった。


それから興味深かったのは

目黒宮司さんの

大山ゆかりのお話。


残念だったのは

解説がないのだから

坂東さんの あでやかな細かい動き全て

意味が分かったわけではない所。


それとしょうぞう師匠の声が

しわがれていて聞き取りづらい部分があったこと。

私は

古今亭 志ん生さんの

「大山帰り」の落語CDを持っているので

内容も全てわかっていたが

一緒にいた主人は

意味の分からない部分があったそうだ。


江戸時代庶民と大山の関わり

知らないと知っているでは

大違い。

山帰り奉納はとても良かった。


そしてなんといっても能楽殿の舞台が

私はホントに好きになった。