映画「おくりびと」
原作本を読んだので 是非見たいと思っていたおくりびと。
主人公 本木さんが
この役柄を是非ということで
人の生と死についてなど 考える旅に インドの地を選んだという記事をよんだ。
そして見た映画、
脚本家さんが使った石文という道具
言葉の変わりに使うちっちゃくて丸みのある石に
思いを感じた。
そして監督さんには
思わず 美しく描いてくれてありがとう!と
別に関係者でもないのにお礼をいってしまった。
というのも
日本の美しい四季折々の風景を
本木さんのバイオリンを奏でる姿と共に
映し出した画像、
それから
職業としては忌み嫌われているらしい(?)納棺師の
芸術的な仕事ぶりと
亡くなられた人を
あの世に送り出す一連の流れの美しさには
目を奪われた。
脇をかためていた
山崎努さんにしても余貴美子さんにしても
原作本の私のイメージにぴったり。
ただ奥さんやくの広末さんは、好演していたものの
自分の想像よりも若すぎて合わなかった。
このストーリーで取り上げている
職業によってさげすまれるってなんなんだろう?
なんだか悔しくて涙が止まらない。
職業が人間の価値を決めるなんて
絶対におかしい。
この映画では 上手に描いていると思う