演劇「私生活」
「私生活」
ノエル・カワード/作
ジョン・ケアード/演出
2930年にイギリス人 ノエル・カワードの作品。
最初の公演からすでに約80年も経つと言うのに
全然 色あせていなくて
人間の行動は そう変わらないものだと感じた。
<ネタばれ>
数年前まで夫婦だったエリオット(内野聖陽)とアマンダ(寺島しのぶ)。
その2人が
今まさに それぞれの新しいパートナー エリオットはシビル(中嶋朋子)と
アマンダはヴィクター(橋本じゅん)と新婚旅行に来ていた。
しかも何のいたずらか
ホテルでの部屋が隣どうし!
元夫婦 エリオットとアマンダが その事に気づき
どうして 数年前 自分たちは別れてしまったのだろうと 問い
これからの新生活は間違っている・・・2人で逃げようとと言うことになった。
そして2人で一緒に過ごす日々。
最初は良かったのだが 次第にいがみ合うようになる。
以前別れたときのように・・・・。
そこへ 2人を追ってシビルとヴィクターがやってきた。
なぜか ののしりあいは シビルとヴィクターにも飛び火する。
その様を見て
エリオットとアマンダは また2人でそーっと仲良く出て行き
シビルとヴィクターは 激しい喧嘩の末 仲良くなる話。
内野聖陽さんと寺島しのぶさんは
文学座の同期だとか。
ぴったり息の合った芝居のテンポのよさは
さすがだ。
そしてなんと言っても内野聖陽さんの セクシーな雰囲気。
もうその場にいるだけで いいって感じ・・・^^
内容もとても面白かったのだが
最後の場面での乱闘シーンのあとのカーテンコール
シビル(中嶋朋子)とヴィクター(橋本じゅん)
が肩で息をはくほどの真剣勝負だったのだろう。
観客は皆 笑いに包まれた。
ついでに 寺島しのぶさんの歌声も素敵だった~
楽しいお芝居で おすすめ!