映画「三本木農業高校、馬術部」
ある大学の馬術部に 目が悪いからとお払い箱になった馬を
三本木高校が拾った。
その馬を調教する高校生との心の通い合いを
描いたストーリーだ。
その高校生の役を演じたのは長渕文音さん。
生き物を相手に苦労しただろうが
好演していたのはとても好感をもてた。
感動の話として紹介されている。
確かに作品としては
出産の場面があったり
馬の世話をしている場面など
北海道の広大な牧草地で
ほのぼのとした素敵な感じに仕上がっていたと思う。
しかし、馬の存在価値をつきつめていくと
人間のただの道具になっている事実には
どうしても納得がいかない。
競走馬だから、盲目の馬・足が悪くなった馬は
処分する・・
この映画をみて初めて知った。
ペットとは違うからだそうだ。
そんなこといって、馬肉だって食べているのだが・・・
人間は なんとも傲慢な生き物だな・・・・・・・・・
原作本 橘内美佳さんの「私、コスモの目になる!」も読んでみたい