平塚演劇鑑賞会100回
イッツフォーリーズ公演
「オレたちは天使じゃない」
いずみたくさんの作った歌で ストーリーが進んでいく
ミュージカルだった。
ストーリーは
3人の脱獄囚と ある家族の話。
父娘3人の親子の別荘に
たまたま逃げ込んだ脱獄囚達は
逃げるためならなんでもしようという感じだった。
しかし
その家族と過ごしていくにつれ
気持ちの変化があり
改心するという単純なストーリーだ。
今回 担当だったということもあり
舞台稽古も見ることができた。
衣装はまだなく
みんなジャージで動きやすい格好だった。
休憩時間は普通なのに
舞台に上がると もう別人。
声も リンとしていて 歌声も素晴らしく
ダンスも 足が高く上がり
え? 同じ人?という感じで
そのギャップも面白い。
そしてなんと言っても いずみたくさんの作った歌は
メロディーラインが 非常に覚えやすく
1ヶ月以上経つ今でも歌えるほどだ。
ただ残念だった事は、
構成上 歌をみんなで歌うのは 無理ですといわれていた事。
でも、みんなで大合唱を入れ込んだほうが
より舞台と観客が近くなって
良かったんじゃないかな?とおもったのだが・・・
舞台当日は
館内放送を担当。
100回記念という事もあって
「絶対失敗できない~」とかなりの緊張。
舞台監督さんには
「放送が終わり次第 席についてくださいね。トイレに行く時間など無く
あなた待ちで、舞台がはじまりますから」と言われた。
それを聞いて ますますの緊張!!
放送後 慌てて 自分の座席に駆けつけるも・・・
目印だったはずの 私のオレンジ色のジャケットが
どの座席にも見つからない。
私の席が ない~~~~~~~~~
ど~しよう~~~
会場内は まだ明るく 500人ほどの観客全員がシ~~~ンと静まり返っていて
始まりを
今か今かと待っているのだ。
私一人が 立って おろおろ・・・
もー顔は真っ青。
でー ようやく 私の席ここじゃない?とばかりに手を挙げてくださった人の方をみると
オレンジ色が目に飛び込んだ。
うっわ-
あそこだった~~とあわてて
自分の席めがけて お隣の人をかき分けかき分け
すいませんとばかりに ようやく自分の席に着いた。
そのとたん
ミュージカルの始まり 音楽がババ~~~~~んと始った。
ほんとに すみませんでした。
ドジで。
そして 2日間の公演後
舞台スタッフさんと一緒の会食会は
どういう思いで この舞台を作っているのか
また俳優さんたちの素顔に触れることができ
楽しいひと時だった。
記念写真撮影では、がたいの大きい脱獄囚役の男性が
やたら 女性陣にもてて 大変だった・・・・。
プロドユーサーさんの
「イッツフォーリーズの俳優だけではなく
最高の舞台をというのなら、嫌われても他から それぞれの役にピッタリくる人を
引っ張ってきてるんです」おっしゃっていた言葉は とても印象的だった。
心を鬼にして そして 最高の舞台ができあがる。
いずれにしてもイッツフォーリーズの舞台は
これからも見に行きたい
他の人にも 是非オススメしたい劇団の1つである。
次回 平塚演劇鑑賞会101回 公演は
「ルームサービス」は4/6 4:30~ 平塚市民センター
劇団テアトルエコー・・・キャスト 安原義人 永井寛孝 溝口 敦 熊倉一雄 他
興味のある方は誰でも気軽に見ることができます。
ひらつか演劇鑑賞会 お問い合わせ 0463-24-3265