今日も仕事が終わってからエントリーシートを読んでいますが、正直つらいです。
何がつらいかと言うと読んでいて意味がわからないことがあまりにも多いからです。
誤字脱字もさることながら、読んでいてこの人は中学生ぐらいの語学力しかないのかなと思ってしまう文章が目立ちます。
例えば、自己PRです。
「私はサークルでは副代表を務め、皆をまとめてきた経験があります。だから、貴社では営業職として中心的な役割を果たせると思います。」
想像に過ぎませんが、たぶんこの方は「副代表=チームの中心」「チームの中心=仕事場で中心的な役割を果たす人」というロジックが前提にあってこのように書いているのでしょうが、何か通じないことがありませんか。
皆をまとめてきたことがあるにせよ、どうして「営業職」として中心的な役割が果たせると言えるのでしょうか。
募集が営業職だからとりあえず自分が学生時代にやってきたことを無理やりそこに関連付けたとしか思えません。
またこれはうがった見方かもしれませんが、まだ仕事に就いたことがない学生の方がいきなり職場の中心的な役割が果たせるのでしょうか。
もし、この皆をまとめるということがこの方のPRポイントであるならば、別に営業職としてやっていけるエピソード(例えば、販売職でのアルバイト経験やインターンシップなど)を書き、そのうえで会社に入った後、実務経験を積み、ゆくゆくは会社の中心的なメンバーになりたいと書いていくべきです。
このように書いてあれば読むほうとしてもスッと理解できますし、意欲のある学生だなと感じます。
今日、学生の方にお願いしたいことは次の2つです。
1つ。「A=B、B=C よって A=C」という文章を書いてください。
前提がなくいきなりA=Cと言われても読み手はわかりません。また、A=B、B=Cであれば、A=Dという答えも出てきませんし、文章がこのようになっていたら読み手は何のことかさっぱりわかりません。
2つ。学生時代の経験は所詮学生時代のものでしかないということを意識してください。
社会人になると学生時代よりもしがらみが多い中で皆が働いています。もちろん、これから社会人になることに希望を持つのはよいことですが、いきなり会社・組織の中心になる等と書かれても読み手は本当かよと思うのが関の山でしょう。
人によっては世間知らずとすら思ってしまうかもしれません。
なかなかできないことですが、文章は正確、かつ謙虚に書くことが必要です。