昨年、直木賞を受賞された松井今朝子さんの作品(集英社文庫)です。
学生時代、池波正太郎さんの「剣客商売」で時代小説が好きになりましたが、今年は畠中恵さんの「しゃばけ」に始まり時代小説ブームが自分の中で再燃しそうです。
この作品は江戸時代の「御殿勤め」を描いた作品ですが、「御殿勤め」はドラマや映画にもなった「大奥」をイメージしてもらえればわかりやすかと思います。
大奥と同様に「女性だけの世界」という華やかさと醜さに引き込まれますが、本作では主人公の成長や心の動きにも注目です。
キーワードは「出生」と「親子の絆」です。