所さんの目がテン!って番組を見た

この番組は関心する事が多くて、好きなのだが今日の番組はちょっと疑問…

タイムの防腐効果の実証実験があって、餅に青かびを付けたものに関するものは納得が出来たのだが、そのあとのお弁当の実証実験に疑問が…

お弁当を2個作って、片方にタイムを入れて常温で12時間放置した結果で比較だったのだが



タイムなし タイムあり
ごはん 約180万個 約70万個
卵焼き 約140万個 約60万個
ミニトマト 約47万個 約11万個
オレンジ 約90万個 約8.8万個

だったそうだ。

 一瞬、すげぇと思ったのだが、よくよく見ると気になるところがある。
 それは、ごはん卵焼き

 細菌って、単純に増えると

1→2→4→8→16→32

と倍々でいくのでごはんだと、タイムなしの180万個の直前の分裂前(以下、分裂前)は90万個になる。
 細菌の分裂は食中毒菌であれば、数分~長くても一時間程度。
 検査がこの分裂前か後かで同じタイムなしのごはんでも180万個と90万個があり得る話になる。

 となると、タイムの70万個は、効果があって70万個なのか、分裂前の結果で、タイミング次第では140万個になっていたのかが疑問の残るところ…
 もちろん、タイムなしの180万個が逆に分裂前で、360万個やタイムありが既に分裂後で実際には35万個という比較の可能性も当然あり得る。

 つまり、今回のお弁当一個のテストでは


タイムなし タイムあり
ごはん 約90万~360万個 140万~35万個

のような比較対象になると思う。


 卵も同様…

 ミニトマトやオレンジで効果が出てるし、餅でも効果があるようなので、実際には効果があるとは思うのだが、実証実験としては、ちと疑問がと思ってしまった。

屁理屈ではないと思うのだが…f(^o^);;;