小鳥から学ぶ生命力と絆  | ☆心のコニュミケーションルーム☆

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新年を迎えて早いもので,2週目を迎えましたね。



去年は大きな災害に見舞われ,まだ多くの方が大変な思いをされておられる中,日本だけでなく世界が1つになって一人ひとりが思いと行動を更に起こしていける年になりますように。




今日もブログを訪れてくださり,ありがとうございます。



前回の記事には多くのコメントやメッセージをいただき,うれしくてうれしくて時折涙を拭いながら何度も拝見させていただきました。


私の方がみなさまから元気と励ましをいただいていることを改めて実感しました。


温かい思いや心に沁みるお言葉を本当にありがとうございました。





数年前のことです。



家の横に止めてある車のボンネットの上に今までみたことがないような黒とグラデーションになったグレーの色をしたきれいな羽の赤ちゃんの小鳥が動かなくなって横たわっていました。



このままだと危ないと思い,そっと手で包んで家の中に連れて行きました。



すぐに病院でもと思ったのですが,もしかしたら元気になるかもしれないという可能性と祈りにも似た思いから,少し様子を見ることにしました。



何をあげたらいいかもわからなかったのですが,幸いお水を少し飲んだりできました。



はっきり覚えていないのですが食べ物も少しずつ食べるようになり,少しずつ元気になってきているように見えました。



あとは,羽ばたくのを待つだけです。



ただ,空に向かって投げ上げるように手を離してそのまま落ちてしまうことが怖く,柔らかい布の上にずっと載せたままにしていました。



そして,いつでも外に飛び立てるよう日中はよくベランダの窓を開けていました。



3~4日経った頃です。



外で大きく鳥の鳴き声が響き渡りました。



それもかなり近くでしたので,異様に感じその時は閉めていた窓を開けて,外に出てみました。



すると,横たわっているきれいな羽の小鳥と全く同じ色の少し大きな鳥が家のベランダのすぐ上を旋回しながら大きな声で鳴いているのです。



「あっ!」と思い,すぐ親鳥だと分かりました。



同時に小鳥も同じような声で鳴き始めました。



「どうしよう」と思いましたが,すぐに小鳥を手に持ってベランダに出ました。



少しの間,手の上に載っていた小鳥が



次の瞬間に私の手から飛び立ったのです。



そして,2周ほど低くまわりながらそのまま遠くへ飛んで行きました。



その時の感動は今でも忘れません。



親鳥はずっとずっと小鳥を探していたのでしょう。



そして,小鳥もずっと親を待っていたように思います。



こんな小さな小さな命にも大きな生命力と絆があることに心を打たれて,



そして生命の尊さに言葉にならない思いが湧いて来ました。




今日もここまでお付き合いいただき,本当にありがとうございました。



みなさまとの出逢いに心から感謝していますクローバー 愛と感謝を込めて よつ葉