子どもの心に沿う問題の解決方法♪ ~心が軽くなる子育て~  | ☆心のコニュミケーションルーム☆

☆心のコニュミケーションルーム☆

*☆*.;.*心理学を学ぶことは自分を知ること*☆*.;.*☆*.*~  *心理・育児・教育・発達・ABAの専門的知識をエッセイを通して*☆*


☆心のコニュミケーションルーム☆




今週は週末にクリスマス。



そして,来週末は年末ですね。



あと1週間を自分なりに大切に時間を過ごせると,1年の思いも少し違ってくるような気がします。



今日もブログを訪れて下さり,ありがとうございます。



なかなかペタや更新ができない状況で申し訳なく思っています。。



みなさまのブログを時間を見ては拝見させていただき,多くを学ばせていただいています。




今日も子育てのお話を少しご紹介させていただきたいと思います。



子どもが小さい時には,ご飯を食べなかったり,風邪を引いたり,寝てくれなかったり等いろいろ大変だったと思います。



少しずつ大きくなるにつれて,親の言うことを聞かなかったり,約束の時間を守らなかったり,片付けなかったりして注意することが増えてきます。



小学生には,宿題や学習が加わって,お友達関係も少しずつ広がるにつれて友人関係も少しずつ複雑になってきます。



中学生になると,部活動と更に受験に向かう子どもが多くなり悩みが増えます。



高校生になると,就職か大学受験か,どの学部に行くのかを将来を見据えて選択しなければならず,しかもその希望と現実の狭間で人生の選択を迫られる場合も多々あります。



もし,子どもにさせたいことと,子どもがしたいことが違うとき,

または,高校受験や大学受験で,親の思いと子どもの希望する進路が違うとき,

もっと大きくいえば,子どもに望むことと,子どもが望む方向や現実が違っているとき,どうしたらいいのでしょう。




親は子どものために“良い”と思って一生懸命いろいろなことを考えているのですから。



だから,子どもが言うことを素直に聞いてくれないと腹も立つでしょうし,こんなふうにしてくれたらきっとうまくいくのに!と思うことも多くあるのだと思います。



親が見ていてとても辛いことの中には,子どもが辛かったり不本意な状況になりそうなとき,あるいはなったときというのも含まれると思います。




進みたい方向に進めなかった,

うまくいかなかった,

したいことができなかった,

思ったようにならなかった,

こんなはずではなかった。



このようなとき,親としてどのように我が子と関わったらいいのでしょうか。



仕方ないよ (諦め)

もっと辛い人もいっぱいいるよ (気休め)

自分でやった結果でしょ (突き放し)

さぼってたからこうなったんでしょ (批判)

もっと頑張ればよかったのに (非難)

終わったことにくよくよしたってしょうがないよ (逃避)

どうってことないよ (慰め)

これからがんばればいいよ (励まし)

こっちのほうが向いてると思うよ (提案)

こういうふうにしてみたら (代替案)

などいろいろあると思います。



何が一番いいかということはそれぞれの親御さんの価値観によって違うと思いますが,いくつもの考え方がある中で,今日1つご紹介させていただくのは,子どもの気持ちを少し楽にして,自分で前に進めるような環境としての親の態度についてです。



まず,その状況は誰に対するものかを考えてみます。



お友達関係でしたら,子ども自身ですし,成績も子どもに関することに含まれると思います。

学校でのことも子どもに関するものですね。

学校でお家に関することも場合によりいくつもあると思いますが,今回は一般的に子ども自身のことについてという内容についてお話させていただきます。



子ども自身に関することであれば,親がどんなに辛い気持ちになったとしても,

そこで一番つらいのは当事者の子どもである

ということをまず確認されることも大切な視点だと思います。



でも,ときには子どもへの愛情ゆえに,親が抱えるつらさを自身で受け止めることができなくて,

それを子どもに批判という形で出してしまったり,

相手の子どもやその他の状況に対して出してしまうということも多いと思います。



親も子どもと同じぐらいつらくて,それを受け止めることが難しいのです。



ですが,再度ここで,



一番つらいのは“子ども自身”であることを思い出し,


ご自分のつらさを少し味わって,


少し横におけるようになったら,


改めてお子さんの気持ちをそっと眺めてみる



のも価値があると思います。



そこでは,今まで思ってもみなかった子どもさんの心にそっと触れたような気がするかもしれません。



このようなお気持ちになられたら,次に



「子どもの心が軽くなるために」



ということをほんの少し考えてみることも時には大切なことだと思います。



もし,親の価値観に無意識にこだわっていて,


それに沿わないことで親も子も苦しんでいるとしたら,


「今より心が軽くなるために」どうしたらよいか,


そのときどのような選択肢があるか


を考えてみるのもいいと思います。



そうして,



親自身がご自分の中でのつらい枠組みを少し緩めることで,

 
 
心が落ち着いてきたあとに,


お子さんと一緒にお話をされると,

 

今までは思ってもみなかった素晴らしい考えや解決法や絆が再確認


できるような気がします。






長くなりましたが,今日もここまでお付き合いいただき,本当にありがとうございました。



みなさまとの出逢いに心から感謝していますクローバー 愛と感謝を込めて よつ葉