こんにちは😃





今日が平成最後の日なんですね。 ←他人事(笑)







最近numberでパトリックがソチオリンピック頃の羽生くんへの思いを語ったインタビューが掲載されていてとても懐かしいなぁ。と思っています。  Web記事はがっかりだったけどねっ! 真顔






なので久しぶりにソチオリンピックシーズンの書き起こしをしようと思います。






まずはパトリックと2戦とも同じ試合になったスケカナ、フランス杯と2位の成績を上げて受けたインタビューです。





↑表紙にある選手の名前を見ると時代の流れを感じる・・・









羽生結弦  

改善すべき点がまだまだあります    取材・文 :野口 美恵



トロフィー・エリック・ボンバールのSPでは自己ベスト更新、フリーも収穫ある演技となった羽生結弦。GP2戦を振り返り、全日本選手権、そして五輪への意気込みを語った。






━━ SPは見事な自己ベスト更新でしたね。




本当に今年に入ってから1回もSPでノーミスの演技が無かったので、嬉しかったです。得点ではパトリックには及びませんでしたが、やり切ったという感覚です。




━━ スケートカナダの不調から、一気に調子を上げました。



スケートカナダはパトリックに勝ちたい気持ちや、町田くんがスケートアメリカで優勝したことのプレッシャーもありました。やはりGP最初の大会で1位をとっておけば、(GPファイナル進出に有利で) 次が楽な気持ちで臨めるという欲もありました。今回は、そういう周りのことを気にせずに、しっかり自分の中に気持ちを入れ直して、今の自分が出来ることをしっかりやろうと考えるました。




━━ まだまだSPの得点は伸ばせそうですか?



改善すべき点がまだまだあります。アクセルの前で棒立ちしちゃうところとかは、もっと深いスケーティングは出来ます。トランジッション(つなぎ)も、スリーターンやロッカー、カウンターといったターンを、もっと綺麗にやって「ターンやってるな」というのをきちんと見せれば伸びますし、ステップのGOEも伸ばせると思うんです。




━━ パトリックも自己ベスト更新でしたが、ノーミスで3点差でした。



SPの3点差は大きいですよ。エレメンツでは 0、38点だけ上回ったけど、演技構成点(PCS)であれだけ(3、53)点差を付けられると太刀打ちできないですね。自分としては、PCSの中では、パフォーマンス(演技力)が8、71で高い評価をもらったので、次の大会に向けては、ここを伸ばしていきたいです。




━━ 今回の好成績でちょっと安心しましたか?



安心というか、またスケートカナダみたいなまとまってない演技をしたら「羽生結弦は今季こんなもんだ」と思われてPCSが伸びなくなっていくのが怖かったんです。だから良い点数を出せたことはホッとした点。でももっと高得点を目指しているので安心とは言えません。



━━ フリーの4回転は残念でした。



4サルコウは溝にハマって抜けました。それで4トウは焦ってしまいました。サルコウは不運でしたが、こういうこともあるんだなと頭に入れておきたいです。



━━ 4回転を2本ともミスしたあと、よく気持ちが続きましたね。



自分が練習してきたことをちゃんとやろう、と思いました。自分の中で「しょうがない、次跳ばなきゃ」と繰り返して。フランスに来る直前の練習ではノーミスの演技も出来ていたので、一歩一歩前に進んでるって自信があったことが大きいと思います。アクセルでパンク(1回転)になることは、もう練習ではなくなっていましたし。後半にかけてどんどん落ち着きを取り戻し、最終的には良い演技ができたことが、今回の収穫です。



━━ 後半のスタミナがつきましたね。どんなトレーニングをしましたか?



今までは1分ずつとかパートごとの練習でしたが。スケートカナダの後はランスルー(全部通し)ばかり、しかもジャンプを抜かずにやりました。キツイですが、こうやって体力がついた感覚があります。去年の「ノートルダム・ド・パリ」 は、周りが見ても体力切れしているのが分かりましたからね。



━━ では今大会の結果は満足ですか?



いや、悔しいです。



━━ だんだん調子が上がっているように見えます。


ブライアン(・オーサーコーチ)は、そういうスケジュールを組んでくれています。今回ノーミスでなくて良かったと言ってくれていましたし、全日本選手権はものすごく熾烈な戦いになるので、良いプレッシャーで戦いたいです。




━━ チャンと2戦というのは、順位の上では不利でしたか?



いえ。パトリックと2戦当たって、両方2位をキープできたことが良かったです。彼がSPもフリーも完璧な演技をしていたけれど、これはスケート人生にとって稀なことなんです。その舞台を一緒に戦えたことがものすごく嬉しいし、光栄です。




━━ 295、27点というのは現実的に目指せそうな点数ですか?



すごいとしか言えません。会見でパトリックが、曲に合わせた膝の使い方を話していましたね。そういうところがすごく勉強になりました。手や上半身も演技で使うけれど、脚の部分だけを見てもしっかりと表現してリズムを捉えているというのは、ものすごく高度な技。そういうことが出来るんだな、と。だから高得点なんだなと思いました。




━━ プルシェンコが欠場してしまい、対決ならず、でしたね。



まだ自分は力が足りないので、プルシェンコが戻ってくるというソチまでに、対等に戦えるように練習したいです。 














いかがでしたか?





クリケットの門を叩いて2年目、ソチオリンピックシーズンのグランプリシリーズで2戦共、パトリックにあたるというこの展開滝汗




インタビューでも話しているようにパトリックに勝ちたい!という気持ちが強すぎて(周りに気をとられ過ぎて)空回りしてしまった感があったスケカナ。




まああの時はパトリックが圧倒的に強かったしカナダ大会だったしね・・・





私はニース落ちしたあたりからからテレビでフィギュアを見ていたけど当時のパトリックの圧倒的な強さはわかっていたし、あっこちゃんが「スケート靴にエンジンがついているよう」と話していた伸びりスケートはすごいと思っていました。


ただあまりにも伸びるのかよくジャンプの時に壁に激突してヒヤヒヤ見てたけど・・・滝汗








でも結果としてカナダ、フランスと戦って来て結果として良い経験になったことは確かだと思います。






インタビューでも言っていたけど「パトリックが会見で曲に合わせた膝の使い方のことを話していた。」と言っていたけど、その話をしている様子をテレビで見た時、羽生くんは隣で、へぇ・・・良いこと聞いた。って感じで聞きながらあの頭の中のスーパーコンピューターが高速回転しているように見えました。
















「ユヅルは新しい時代のスケーターの先駆者で、すごい技術を持っている、実を言うとこんなに早く彼のような選手が出現すると予想しておらず、心の準備もしていなかった。2013年カナダ世界選手権でタイトルは手にしたものの、下から追い上げられてきているのをひしひしと感じた。本当はトップにいる選手は後ろではなく前を見なくてはいけないのに、ぼくは差が詰まってきていることに気を捕られてしまったんです」
(number 977 ユヅルが切り拓いた新時代より)









ソチオリンピックシーズンに飛ぶ鳥を落とす物凄い勢いで下から追いかけてくる羽生くん。




普段はニコニコしているのに試合になると阿修羅の如くメラメラ🔥に豹変する羽生結弦。




確かに怖いわ・・・滝汗 






パトリックはこういう想定もしていなかったし、圧倒的に強かった勢力図で追い上げられる経験がなかったことも大きかったかもしれないですね。




そういう意味では羽生くんは常に意識するライバルがいたことは幸せだと思います。







↑そしてここに繋がっていくだよねおねがい











次回は羽生くんがパトリックに勝って私が「羽生くんオリンピックで金メダル獲れる!」って確信した ←




ファイナルのインタビューやプレカンなど書きたいと思います。







今日は全国的に天気がぐずついていますが楽しい連休をお過ごし下さいね照れ





私もレコーダーの整理しなくちゃな・・・( ̄▽ ̄;)











お読み下さりありがとうございましたおねがい