もうこんなに時間が空いちゃったし、書く事はないなって思ってたけど、ちょっとしたきっかけがあって。
この夏は前の会社の人とよく会う機会があって、同窓会みたいだ。前の会社は去年の12月に辞めて、4月に新しい所に入ったんだけど、正直今の業務内容とエリアがかぶっているので、あんまり離れた気がしないし、話も今のところまだよくわかる。もう絶対講師は嫌だって思ってたけど、日本の英会話業界の中核みたいな会社に入ってしまった。他にできることなかったし。今大人も教えていて思いのほか楽しくやっている。
前の会社は11年いた。納得いかないことや、上司の事やらで、最後の数年は死のうと思うほど嫌で、でもこんなだらしない人を雇ってくれる所は他にないし、何より、一番苦しい時にやめるのは逃げるようで嫌だった。でも辞めてみちゃうと、そんな物に1ミリの価値もなくなったよ。
変化が怖かったし、一つの世界しかないと思ってたんだね。
今日会ったK先生は、辞めろと後押ししてくれたわけではなくて、むしろ残れって言ってくれた人だけど、彼女のおかげで私は一歩進むことができた。半分は、あまりにも親身になってくれるK先生から逃げたくて。なんていうか、追い詰められて飛び出したみたいな。あんまり入ってこられる人付き合いは苦手だ。冗談はどんだけでも言えるけど、真面目な事話すのが苦手。でもその時は辛かったけど、k先生が色々言ってくれなかったら、今頃まだどん底にいたと思うから、ホントに感謝している。って、口に出して言った事はないけど(ダメじゃん)。