英国における帽子職人
英国における帽子職人は、フランス料理レストランの厨房で
パティシエが特別な位置を占めるように
トラディッショナルファッションを完成させる上で、
帽子職人も特殊な意味を持っていた。
スーツの仕立て屋との関係は、靴以上に濃密であった。
まず、帽子職人が少なかったこと
そして帽子は着こなしの最後に選ばれる。
つまり仕上げのアイテムであり、なおかつ、
かつては紳士の外出時には絶対欠かせない
必須アイテムだったからである。
服を生かすも殺すも帽子次第。
それゆえ仕立て屋は腕のいい帽子屋の確保は、
絶対に必要であった。
帽子職人は靴屋や、仕立て屋以上に職人気質が強い。
なぜなら型紙や足型さえあれば誰でもほぼ同じ
製品を製作できるスーツや靴と違い、
帽子はより巧みの技、指先の勘に頼る工程が多いからである。
それだけに技術の伝授も難しいのである。
私たち帽子の世界で生きる者としての役目は、
誇りを持って、魅力ある帽子文化の創造をし続けること
帽子文化の伝統の継承、帽子職人の育成を
しなければならないのである。その為に、
私たちは魅力ある人になります。
自由に楽しく恰好よく