36年前——。

新橋演舞場で関わった歌舞伎『牡丹燈籠』。

孝夫さんと勘九郎さんの、毎日違う掛け合いに胸が躍りました🎭✨

 

稽古場の空気、緊張感、そして舞台の灯り。

あの日の光景はいまでも鮮明に思い出します。

 

孝夫さんと玉三郎さんの絡みは、まるで絵巻のように美しく、

息を呑むほどの瞬間の連続でした。

 

そして稽古初日前には、必ず於岩稲荷へお参り⛩️

『牡丹燈籠』に携わる者にとって欠かせない大切な慣わし。

これを怠ると、上演中に何かが起こる——

そんな言い伝えが、いまも受け継がれています。

 

今日は36年ぶりの参拝。

あの頃の仲間たちを想いながら、静かに手を合わせました。

 

お岩さん、どうぞ安らかにお休みください🙏