「最近、疲れが取れなくて」

 

そう話す人に、年齢を聞くことがあります。 

40代だったり、50代だったり。

でも時々、30代の人も同じことを言う。

 

逆に、60代なのに「ぜんぜん疲れを引きずらない」という人もいる。

この差は、いったい何なんだろうと、長いこと考えていました。


「年を取ると、回復力が落ちる」というのは、よく言われることです。

 たしかに、20代のころのような弾力が体から消えていく感覚は、多くの人が経験することだと思います。

 

でも、だからといって「疲れが抜けないのは年齢のせい」と決めつけてしまうのは、少し早い気がしています。

 

体の回復力に影響するものは、年齢だけではないからです。

睡眠の質、血流、筋肉の緊張状態、自律神経のバランス——これらはすべて、年齢とは別に、日々の暮らしの中で変化し続けています。

 

そして、体の緊張が抜けないまま毎日を過ごしていると、回復のスイッチがうまく入らなくなる。

疲れているのに眠れない、眠ったのに疲れが残る——そういう状態は、体が「緩む」ことを忘れかけているサインかもしれません。


「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、少しだけ立ち止まってみてください。

 

体は、正直です。 緩む機会を与えれば、何歳でも応えようとする力を持っています。

次回は、回復力と「緩み方」の関係についてお話しします。

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体験後にこんな言葉をいただくことがあります。

 

「なんか、ここ数日ずっといい感じなんですよね」

 

施術が終わった後も、じわじわ続く変化。

これもフーレの特徴のひとつです。

 

手技は施術中の気持ちよさが主役になることが多い。

フーレは、受けた後の数日間に体が静かに変わっていくプロセスがある、と感じている方が多いです。

 

眠れた。

冷えが和らいだ。

なんとなく体が軽い——。

 

ドラマチックな変化ではないけれど、「あ、また受けたいな」という気持ちが自然に生まれてくる。

 

それはおそらく、体が「この感覚を知っている」と覚えているからだと思います。

 

一度深く緩んだ体は、また戻りたがる。

 

6回にわたってお届けしてきたこの連載、最後まで読んでくださってありがとうございました。

フーレセラピーの「変化」を、少しでも感じていただけたなら嬉しいです。

 

もし「自分でも体験してみたい」と思ってくださった方——ぜひ一度、施術台の上でその感覚を確かめてみてください。

言葉よりも、体が教えてくれるはずです。

 

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施術後にお客様が使う言葉で、いちばん多いのは「すっきりした」かもしれません。

 

「どこが楽になりましたか?」と聞くと、「う〜ん……全部?」と笑う方も。 

「痛みが取れた」というより、「なんとなく軽くなった」という感覚。

 

この「なんとなく」は、とても正直な表現だと思っています。

 

フーレは、広い面積で深く働きかけるため、リンパの流れが促されやすい。

むくみが引いたり、重さが抜けたりする感覚は、老廃物が動き始めたサインかもしれません。

 

また、全身がゆるむことで内臓への圧迫が減り、呼吸が深くなる方もいます。

 

ひとつの原因ではなく、体のあちこちが少しずつ変わる。

だから「どこ」ではなく「全部」になる。

 

「すっきり」という言葉は、そういう複合的な変化を一言でまとめた、体の正直な感想なのだと思います。

 

言葉にならなくていい。

体がちゃんと知っています。

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