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二十四節気の大寒から立春の前日までの
七十二候を載せます
初候 雞初めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)
鶏が春の気を感じて卵を産み始める時節
冬の間は日照時間が短いため
卵を産む数が少なくなる傾向があります
冬至を過ぎ日照時間が少しずつ長くなると
鶏が春の気を感じとり卵を産むという意味
次候 鷙鳥厲疾す(しちょうれいしつす)
鷲(わし)や鷹(たか)等の猛禽類(もうきんるい)が
空高く飛び始める時節
鷙鳥とは荒々しい鳥の事
冬の終わりに近付き鷲や鷹が獲物を求めて
狩りを活発化させる行動を表しています
末候 水沢厚く堅し(すいたくあつくかたし)
沢に氷が厚く張りつめる時節
氷が水面を覆いその厚さと強さが
最も増す事を表しています
これは冬の寒さが最高潮に達し
自然界が厳しい寒さに包まれている様子を
表現しています
この厳しい寒さの中でも生命活動が静かに続いており
やがて春に向けての変化が始まる事を暗示しています
お読み頂いて有り難うございました