本当に久しぶりに野球ナイターを見たんだけど びっくりしたことは いくつもありました。 

 1. とにかく平日でも超満員。ほとんど 半分は女性と子供でした。 昔のような熱苦しい親父はどこにもいません。 


 2.試合開始前に国歌演奏と国旗拝礼があったこと。3連戦の初戦ではこの行事があるとスワローズファンから聞きました。国旗日の丸に向かって全員が起立して、歌う人もいるということでした。何も言わず私は起立しませんでしたが、多少の同調圧を感じた次第。


 3.スワローズに限らないと思うが、応援はまさに 統一された応援で支配され、独自の応援はしづらい 雰囲気。例えば 大声をあげて応援するというようなものがしづらくなっている。それでも私の連れは一人で大声で応援を叫んでいましたが浮いてました。


 4. 今回はスワローズファンの知人によって席を確保していただいたんですが 、その席ではスワローズ以外のグッズを着用しての応援禁止のプラカードが掲げられ、排除の論理が徹底してました。野球さえ憎み合いです。 



 こういう点を色々と見聞しましたが 、日本の社会が今こうなってるんだ ということを思い知りましたね。 女性や子供が主体となるのはいいんだけれど、 一方で家族でない者、同調できる仲間以外は排除するという論理がこんな場所にも忍び込んでいて何も変には思われない。国歌と国旗礼拝はまさに学校教育の成果でしょうが、組織に忠誠を誓わない人間は排除される恐怖がエンタメの現場にもあったということは残念でした。くれぐれも今後 国家の論理の前に再びひれ伏すような国民 ばかりが育たないように願うばかりです。 それはエンタメの世界でもこれだからきっと大変でしょうね。