我が家が2匹の猫を飼っているのは窓の外からも見えていて、一度ぷきがベランダから逃げ出して大声で呼んでいたこともあってか、隣近所から私たちは愛猫家と認知されているらしい。

我が家の前の通りは狭いのにバスやトラックが行きかう通りで、一度猫が交通事故で亡くなっていたこともある危険な通り。

そんな通りに子猫がいると知らせてくれる人がいて、私は別に猫のボランティアはしていないが保護した。

幸い猫の首輪には、電話番号もあって、飼い主さんがやってきたので、無事引き渡し。

歩いて10分くらい離れいるところなので、散歩して帰れなくなったのだろう。20分後にやってきた飼い主は見るからに金髪であまり頭もよくなさそうな、それなのに外見だけに頑張っていそうな20代後半の女性。

なんだか嫌な予感はしたが、ただヘラヘラと笑っている金髪のお姉ちゃんに、小学生に諭すように『ここは危険な通りなので、猫は出しちゃだめですよ。分かりましたか?』と何度も念を押した。

 

それから数か月後、今度は近所の人が『猫を保護したのだが、あなたの猫ではないか?』と猫を保護してやってきた。

『あ、確かに数か月まえに保護しました。ありがとうございます。』はい、同じ猫が少し大きくなってやってきた。

1時間蔵説教しそうな私を見て、夫はあの飼い主に電話をかける。数時間後に我が家にやってきた頭の悪い金髪のお姉ちゃんは礼も言わず、夫にはやたら愛想よくヘラヘラして、その猫を引き取った。

 

そして先週の週末1週間分の食料の買い出しから帰ったら、私たちが住むアパートの道路でウロチョロする猫発見。またあの猫たった・・。しかも大人サイズに成長。

ベルギーでは路駐が普通なので、通りはすでにたくさんの車が路駐している状況。

こうなると猫が飛び出してきても運転手からは見えないので、とりあえず猫を確保して家に連れてから路駐。

すでに飼い主の電話何号を連絡先に登録しているので、電話をかけるのだが一向につながらない。

普通自分の猫がいなくなったら、心配ははずなのに、メッセージを送って連絡を待ったが、その日は一切返事は来なかった。

翌朝8時ごろ電話すると、やっと電話にでて、夕方5時ごろに仕事帰りに引き取りますとのこと。

そんなに面倒なら、家で引き取りますからねと嫌味を言って引き渡したが、その飼い主はヘラヘラ笑ってまま、また礼も言わず猫を引き取った。

 

 普段から外に出しているようなので、我が家の猫たちとは一緒にせず、別の部屋で保護。ぷきはすごく気になるのか、その部屋のドアの前でずっと座って動かなかったが、保護猫は金切声をだして嫌がっていたので、うちで引き取ることはできなさそう。

ぷきがお昼寝用に使っているイケアのベッドを置いてみたら、気に入ったのか占拠したまま1日動かなかった。。

またいつか来るんだろうか・・。事故にだけは合わないことを祈るしかないのが本当に悲しい・・。