Royal De Luxe ロワイヤル・ド・リュクスのダイバーについて、前回しつこくあらすじを書いていたのは、実は他のプログで紹介されていたのが間違っていて、アート好きなものとしては、やっぱり制作者の意図も正しく紹介してほしいなと思いまして、ちょっと詳しくパンフレットを読み込んで、夫の協力のもと、訳させて頂きました。!!
 
 美術史を学んだ者として、自分自身もアートの制作者として、特に現代芸術では作家の意図や主張が非常に大事なものになるので、どうしても間違いなく説明しておきたかったのです。
嫌な奴かも、私って。あせる

 とりあえずどんな風に動くか、これがすっごく大変なんです。
かっこいい制服を着たお兄さん達、ただ並んで立っているわけではありません。
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15人でそれぞれ片足を動かしていきます。2人1組でロープにぶら下がると
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下へジャンプ!すると巨人の足が動いているのがわかりますか?
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彼らが着地すると、巨人の足もおりてきます。着地した人はまた列に戻っていきます。
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 これを繰り返して、巨人達がアントワープの町中を闊歩するんです。
すごい体力だと思いませんか?しかも制服はかなり分厚いジャケットにズポン。下には白いブラウスも着ています。涼しいとはいえ、日差しが照りつけるアスファルトの道を何キロも繰り返していくので、もうみんな真っ赤な顔で汗ぐっしょり。
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そのすぐ後を、大きなスピーカーでがんがんにならして、汗かきながら演奏している人たち。
ボーカルはテープでしたが、本当に演奏しているんです。
でも彼らの音楽があるからこそ、みんな汗かきながらも楽しく動かしているんだと思います。音譜
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凄い演出ですよね!!隅々にまで気を使っている感じがして、感動です。
しかも巨人達はあちこちで見せ場を作るんですよ!
次回で最後にしますが、その日の巨人達の見せ場の写真を紹介します!