ご無沙汰してしまい、すいません。
心配のメッセージなど下さった方、ありがとうございます。

タイミング悪く自分の体調を崩したり、祖父が倒れて救急車で運ばれ、未だ危険な状態だったり
そうでなくても仕事が本当に本当に忙しくて、休みが殆ど無い状態でしたので
いい機会かなと少し更新を休ませて頂きました。

(正直、これから年末は更に忙しくなるので、また更新できなくなるかも知れないです。)



こうして更新するにあたって改めて申し上げたいんですが

私は専門家でもジャーナリストでもありません。
社会経験も人生経験もまだまだ浅いですし、知らない事ばかりです。

そんな中で得た情報や、感じた事、それを受けての個人的な見解を書き綴っていきますので
出来るだけソースを添えるように致しますが、後は個々の判断をしっかりとしてくださると助かります。

また、間違った事を書く事もあるでしょうし、気に触れるような事を無意識に書いているかもしれません。
出来るだけ、時間を見つけてご対応出来たらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。










では、気を取り直して



もはや世論を作っていかないと国や官僚の思うままです。

7月末までのワーキンググループの検討を経て「内部被曝外部被曝を合わせて、生涯100mSv」とされて
いたのが、なぜか急に「内部被曝のみで100mSv」になってしまいました。

食品安全委員会によって8月2日に開かれた意見交換会では
座長によって「内部と外部合わせて」「子どもには配慮が必要」と明言されていたはずです。

それなのに、食品安全委員会が生涯100mSvを内部被爆のみとし、今朝のニュースは厚労省が、来年4月を目処に、食品の基準値を1/5にして年間5mSvを1mSvに下げると発表しました。

要は500bBq/kgのものを100bBq/kgにするということ。
それだけ聞くとよかったよかったとなるのかもしれませんが、子どもや赤ちゃんにもそれで良いと言うのです。

それでは外部被曝はどうなるのか。
これまで3月4月と大量に浴びた外部被曝を全く無視して知らん顔していこうというものなのか・・・

既に、文科省では放射線審議会基本部会で今月6日から、年間1ミリの法令を1~20の間に引き上げる検討が始まっています。
内部被爆年間1mSvでも、もし法律上総量で年間5mSvなってしまったら外部被曝もありですよとなるわけです。
凄い、シナリオだと思いませんか?

とにもかくにも、今の福島の汚染や子どもたちの被曝を、法律上も国の施策上も問題無しにしようとしています。
もっと声を上げて世論をつくらないといけません!
もはや子供達を助けられるのは私達の世論だけです。



子ども全国ネットで意見募集始めました。

是非とも一人でも多くの意見を集めて、公開していきましょう。
声を上げて大きくしていきましょう!!


Twitter,Facebookでも拡散下さい




参照

食品安全委員会委員長談話



東京新聞:生涯100ミリシーベルトを決定 食品安全委が修正 食品中の放射性物質が健康に与える影響を評価していた内閣府の食品安全委員会は27日、「生涯の累積線量100ミリシーベルト以上で健康影響が見いだされる」とする評価書をまとめた。
生涯累積100ミリシーベルトの数値について「食品摂取による内部被ばくの影響だけを評価した」としている。
食安委ワーキングループは7月、「外部被ばくと内部被ばくを合わせ生涯100ミリシーベルト」としていたが、説明不足として事実上、修正した。
食安委答申を受け、厚労省は31日、薬事・食品衛生審議会を開き、食品の暫定基準値の見直し作業を開始。
現行基準値を引き下げ、より厳しくするとみられる。


NHKニュース:内部被ばく健康影響で新見解

食品に含まれる放射性物質が健康に及ぼす影響を検討してきた国の食品安全委員会は、一生を通じて累積で100ミリシーベルト以上被ばくすると健康に影響するおそれがあるとして、食品による内部被ばくをおおむねこの範囲に収めるべきだとする見解をまとめました。
これを受けて、厚生労働省は食品に含まれる放射性物質の新たな基準を検討することになります。
食品に含まれる放射性物質については、福島第一原発事故のあと、緊急時の対応として暫定基準値が設けられましたが、厚生労働省からの要請を受けて内閣府の食品安全委員会が改めて検討を進めてきました。
27日の委員会では、自然から受ける放射線を除き、一生を通じて累積でおよそ100ミリシーベルト以上被ばくするとがんの発生率が高まるなど健康に影響するおそれがあるというワーキンググループの審議結果が報告されました。
そして、小泉直子委員長の提案で食品による内部被ばくをおおむねこの範囲に収めるべきだとする見解をまとめ、厚生労働省に送りました。
食品安全委員会のワーキンググループは、これまで消費者を集めた説明会などで、「累積で100ミリシーベルト」という値には内部被ばくのほか、体の表面に放射線を受ける外部被ばくも含むという説明をしてきました。
27日の見解はこれを内部被ばくの限度とすることで、これまでの説明より被ばくの許容量を引き上げる方向になることから、今後、消費者に対する説明や議論のあり方が問題になりそうです。
厚生労働省は27日に示された見解を参考に、今月31日から食品に含まれる放射性物質の新たな ? を検討することになります。

10/6日の文科省審議会にあてた日弁連の意見書

<放射線審議会基本部会の住民の年間被ばく線量上限改定審議に関する会長声明>
本年10月6日、文部科学省の放射線審議会基本部会(以下「審議会」という。)は、福島第一原子力発電所事故による汚染状況下での住民の年間被ばく線量上限を現行の年間1ミリシーベルトから年間1~20ミリシーベルトに緩和する方針で検討を開始した。
審議会は、国際放射線防護委員会(ICRP)Pub.111において「最適な防護方策とは、被ばくがもたらす害と関連する経済的、社会的要素とのバランスによるものであり」「被ばく自体に便益はないが、その状況において居住し続けることは、住民、社会双方とも便益を見出す。」とされている箇所を引用して、被ばく上限の改定の根拠としている。
しかし、正にICRP Pub.103が「被ばく自体に便益はない」と指摘しているように、放射能に汚染された地域に居住する住民は、様々な事情からその地域から離れるわけにいかないためにその地域にとどまっているのであり、居住継続による被ばくを甘受するとの意思を明らかにしているわけではない。
そもそも放射線が人体や環境に及ぼす影響は、科学的に十分解明されているとはいえないのであって、被ばく放射線量が相対的に低いからといって後の健康影響の危険がないことが科学的に証明されているわけではない。
ICRPも、放射線被ばくによる確率的影響についてはこれ以下であれば安全であるとされるしきい値はないとするLNT仮説を前提にしている。
予防原則の観点からも、被ばく線量は可能な限り低くすることが必要である。
そのような観点から、放射線同位元素等による放射線障害の防止に関する法律等では、公衆の被ばく上限を年間1ミリシーベルトと定めていた。 今般審議会が根拠としているICRP Publication111も、「汚染地域内に居住する人々の防護の最適化のための参考レベルは、この被ばく状況区分に対処するためにPublication103(ICRP、2007)で勧告された1~20mSvの範囲の下方部分から選定すべきである。過去の経験により、長期の事故後状況における最適化プロセスを制約するために用いられる代表的な値は1mSv/年であることが示されている。」としているのであって、住民の生命・健康保護の見地から、被ばく線量上限の安易な緩和は到底許されない。
したがって、当連合会は、審議会に対しては、今般の被ばく上限の改定をしないことを、文部科学省に対しては、放射線防止法等関連法令における年間1ミリシーベルトの被ばく上限を維持することをそれぞれ求めるものである。

2011年(平成23年)10月18日
日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児











後、おそらく今年最後の全国ネットミーティングのお知らせです!!!

311をひっくり返して113。

色々と行き詰まっている今日この頃ですが
もう一度、ここから何かをスタートさせましょう!!!!!



11/3(木)第4回こども全国ネット ネットワークミーティング

私たちが求める子どもの食の安全
「こども・みらいの食宣言“113宣言”」をみんなで出そう!
~食の安全どう守る? 給食の安全どう守る?~



【日時】2011年11月3日(木)9:30~16:30(終了後、懇親会予定)

【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟501号室
(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
参加費:1000円(当日受付にてお支払いください)
懇親会は別途2000円

●受付 9:10分から

●午前の部 9:30~12:00
「みんなで話そう!」

なかなか入らない情報を必死で調べ、子どもたちを守ってきた日々。
でも、安全が確保されたものはなかなか手に入らないし
まわりの人たちとの違和感にも疲れ、行き詰ったこの空気感。

各地で、子どもたちを守るために頑張ってきたこれまでの活動。
改善はしたものの、給食一つにしても、「安心」までの道にはほど遠い。
動かない政府と、活動の難しさの中で、
今、何から手をつけようかと迷う日々。

そんな今だから、きょうここで私たちが本音で話し合う場を持ちましょう。
私たちが求める食の安全って、何だろう? どうしたら守られるだろう?
産地公表? 基準? 計測? 流通の確保?
各地の団体の取り組みも報告し合いながら、
今、私たちが心から求める「子どもの食の安全」について
市民の立場で意見を出し合いましょう。

1)各地からの声
2)地域や団体で分かれ、グループワーク
3)各グループで出た意見をシェア
4)子ども全国ネットから
5)まとめ

●午後の部 13:00~16:30
「知恵を出そう」

生産者、流通業者、研究者、福島の人たち…
午前の話を受け、さまざまな立場からみんなの思いを持ち寄って、
どうしたら食の安全が守られるか、一緒に知恵を出し合いましょう。

今回は福島から生産者の方や福島ネットの方にも参加いただきます。
私たちが求める食の安全を、どうやったらほんとうに実現できるのか、
みんなで知恵と思いを持ち寄って、
3.11から始まった、この空気を変えるためにも
今こそ、子どもたちのために食の安全を守る
「こども・みらいの食宣言"113宣言”」を出しましょう!

<午後の部に一緒にご参加いただく方>(10/25現在予定)

◯今までの三者テーブル参加者
・ナチュラルハーモニー
・大地を守る会
・らでぃっしゅぼーや
・NPOポラン広場東京
◯福島から
・ひぐらし農園 浅見彰宏氏(福島)
・あいコープふくしま
・子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(避難・疎開担当)
◯研究者の方
・生井兵治先生(元筑波大教授・文筆家)
・上田昌文先生(NPO市民科学研究室)

※この場にぜひ、生産者、流通業者、研究者、専門家のみなさんや
教員や栄養士のみなさんもぜひご参加ください!
下記フォームからの申し込み、もしくは、
info@kodomozenkoku.com(@を@に変換ください)へお問合わせください。


私はあいにく仕事で行けないけれど
食に関するたくさんの情報が得られると思います。

来れる方、是非ご参加下さい!!








ちなみに、30日日曜日は、国分寺cafe slowにて、アースダイアログがあります。
私も参加するので、ご興味有る方一緒に行きましょう☆


では、もう限界なので落ちます。

おやすみなさい。