山下さんの事は何度か日記に書きました。

かれは、今も尚
「子どもも同じように100ミリでも問題ない」
そう言い続けています。

しかも恐ろしい事に
新副学長になった、世界の山下を庇護すれば福島県医大に1000億円の予算がつくそうです。
もう完全に狂っていますよ。


福島の方に話を聞くとみんな

「山下さんは良い方だよ。嘘を付くような方じゃないよ。」

こう言うらしいんです。
状況を知っている人からすると、愕然とする内容です。




友人のおじいさんがよく言っていたらしいですが

「人を動かすには「説得」するのではなく「言い訳」を与えることが大切」

そうなんですよね。
今残っている人に必要なのは避難する「理由」と「言い訳」。

「国がお金を保証してくれる」と言うのも立派な避難する「言い訳」だと思います。

山下さんは、うまい感じに、福島にとどまる「言い訳」を与えているんだと思う。




これから人を動かしていくならば、いくら正論を並べたって意味が無い。
必要なのは、疎開する「理由」避難する「言い訳」。
これをきちんと与えていけるようにしないと、難しいんだと思う。


今福島は、普通に人が生活している所で、もの凄い数値があります。

先日、福島へ取材に行った方に聞きましたが
何気なく歩いていて、ふと神社の立て札を見ると

「放射線量が高いので、ここでお参りしないでください」

そう書いてあるそうです。
そこの数値を図ると、なんと50マイクロなんて余裕で上回ってしまうそうです。


何度も書きますが、チェルノブイリは0.6マイクロで強制退避でした。
福島は50マイクロ以上あるような所も、強制退避にならないんです。

どう考えたっておかしいでしょう?


今のチェルノブイリは、完全に健康な子どもは2割しかいないそうです。
その意味がわかりますか?

考えただけでぞっとする。
悔し涙が止まりません。



本当は、「自分の子どもの笑顔が守れる」
これだけで、避難する言い訳は十分なんじゃないかって思う。

そう出来ない日本の今の状況が、悲しい。