原子力安全保安院は、「レベル7」を決めるに当たって基準とした国際原子力事象評価尺度(INES)について、このように言っています。

「INESについては海洋放出について、レベルの算定に当たっては評価の内訳には加えることになっていない。

液体の形で外に出て行くものについては、人への影響が出てきた場合についてのみ評価をするということになっている。
これもIAEAのほうでまとめたものですが、大枠としては環境への影響と言うことでまとめていますが、その趣旨としては人への影響としている」。

驚いたことに、INESは人間も環境の一部として考えており、その水を飲んだり、魚を食べたりして人がガンを発症するなど実際に健康被害が発生したときになって初めて、環境汚染という尺度を与え、レベル算定の内訳に加える、というものであると言っているのです。


恐ろしいことに、INESという尺度は「人間に目に見える健康被害が出ないうちは、海洋がどんなに汚染されていても、これを勘定しない」というものなのです。


どういうことか、というと
放射能に汚染された魚を食べ続けてガンになったとしても、それが福島第一原発から放出された放射性物質との因果関係がはっきりしないうちは、一切考慮に入れない、ということなのです。


であれば、知らない人はガンになるまで、その魚を食べ続けることになるのです。
誰も警告してくれない、というのですから。

そして、これをまとめたのがIAEAだと言っているのです。

つまり、政府が怪しい根拠なきIAEA、そして福島児童の「20ミリシーベルト」を勝手に決めたICRP、そして、このINESも、人間不在の基準である、ということです。

人間の側に立って作られた基準ではありません。
人間を人体実験の対象として見た場合の基準なのです。

人体実験のための基準です。

日本の政府、役人、学者たちが、こんなマヤカシを信じていてるうちは、これからも多くの人が犠牲になっていくでしょう。
それでも、彼らは気がつかないのです。
完全にマインド・コントールされてしまっています。

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AさんがBさんに毒をもったら
Bさんが毒を口にしなくても、その時点で「殺人未遂」と言う犯罪になります。

海洋汚染に関しては、AさんがBさんに毒をもって、みんなAさんが毒がもったってわかっていても、Bさんが毒が原因で死んだって言う明確な証拠がなければAさんは無罪になるそうです。


しかも、Aさんが使う毒は、体内に毒素が残らない特殊な毒で、証拠が残りません。



もう、何も言う気になれない。

終わってますね。

本当に、自分の身は自分で守るしかない。


しかも、水産庁も
「生物の体内で放射能物質が蓄積・濃縮する事はない」とか発表しています。

これが確かであるなら、基準値以上のセシウムやヨウ素が検出されたコウナゴを食べてもいいし、すべての水産物は放射性物質に触れても安全ということになります。

しかし、もしこれがイカサマ情報であれば、日本の水産加工品はますます海外に輸入してもらえなくなるでしょう。


で、「現代ビジネス」の記者が、この点について水産庁に問い合わせたところ、このような回答があったと言うのです。

「水産庁HP発表の資料中の『濃縮・蓄積しない』という表現は、こちらの意図としては、『濃縮して蓄積しつづけない』という意味で使用しており、 『濃縮しない、かつ蓄積しない』という意味で使用しているわけではありません。

資料の3ページ目で、生物濃縮について触れ、ここで生物濃縮が存在している ことを述べています」


おそらく、濃縮しないとは書いていない、濃縮し続けないと書いたのだ、だから不適切な引用をしたわけではない、生物濃縮の存在についても3ページ目でちゃんと触れている、そう言いたいのだ。

この理屈は、どこかで聞いたぞ…。

そうだ、原子力安全委員会の斑目委員長の

「『再臨界の可能性はゼロではない』と言ったのは、『限りなくゼロに近い、という意味だ』」という、例のアレと同じ理屈ですね。