そもそも
なぜ水道水に大してコレほど過敏になっているかと言うと
口に運ぶものだと内部被曝を起こすからです。

そしてなぜ同じくたくさんある物質の中で放射性ヨウ素だけが騒がれているのか。

もともと46億年前、地球は放射能物質の塊でした。
それが放射線を出していってバランスを保ち、今のように生物が住めるようになったんです。
なので、もともと地球上に存在する放射能物質を生物は取り込まないんです。

ただ放射性ヨウ素は違います。
これは最近になって原発によって人間が新たに創り出した放射能物質です。

だから生物は通常のヨウ素と放射性ヨウ素とを区別できずに体内に取り込んでしまいます。
しかもヨウ素自体必要であるにもかかわらず、もともとあまり地球上に存在しないものなので、生物はヨウ素を過敏に吸収しようとします。これが問題なのです。


今現在
海に放射能物質が垂れ流しになっています。
当然海放射性ヨウ素を見つけたプランクトンなどの微生物は、栄養と勘違いして喜んで食します。
プランクトンの体内に入った放射性ヨウ素は体内で濃縮されます。
そしてそのプランクトンを食べた小魚の中で濃縮し、小魚を食べた大魚の中で濃縮し・・・
そうして人間の口に入るときにはかなりの濃度になります。

アメリカの研究だと、480万倍まで濃縮された例もあるらしいです。



また、少し離れたところから実際放射線を浴びるダメージを1とすると
それを体内に取り込んでしまうと、細胞の内側の0.1ミリの所から直接ダメージをうける事になります。
距離の二乗に反比例すると言う難しい定式があるんですが・・・

つまり、RPGのゲームで例えると、鋼の鎧の上に喰らうムチみたいな攻撃が外部被ばく。
通常は避けられる大ダメージの斧のような攻撃を、至近距離でもろにうけてしまうのが内部被曝って感じです。

体外についた放射能物質なんて洗えば落ちます。

もっとも怖いのは、それの何百倍何千倍の被害を被る体内被曝なんです。


だから水道水やほうれん草が問題なんです。