ASAKOがゆく~報道カメラマンへの道~ -173ページ目

MAURI

1929年、バルセロナに「マウリ」と言う名前のサロンが誕生しました。メインはポストレ(デザート)なんだけどカフェや食事も楽しむ事が出来る大人のための社交場。

ショーケースには目移りするほどの沢山の種類の美味しそうな物体が!隣にはサンドイッチや一口サイズのボカディージョ、エンパナーダもあって、どれもこれも試してみたい。

内装の雰囲気は落ち着いていて、一人でもふらっと立ち寄ってカフェを楽しめる。お会計はお店のおカードにチャージするタイプ。判りやすくて助かりマス。

外観はこんなん。


見かけ同様に味付けは繊細で他のお店の追随を許さない。


何やらお土産向けな小物も種類が豊富。贈って喜ぶ、貰って喜ぶ。


場所:Rambla Catalunya,102. BARCELONA SPAIN
電話:93 215 10 20
時間:平日、土曜は朝から夜まで、日曜は午後まで
http://www.pasteleriasmauri.com/
(現在はカタランのみの表示)

インペリアル・タラコ

その昔、鱈子が名産の都市が・・・、という面白くもなんともない冗談はさておき、地中海はコスタ・ドラダ沿いにある街、その名は「タラゴナ」。ココがローマ帝国によって征服されたのは紀元前のお話。当時はイベリア半島最大規模を誇るローマ属州首都「タラコ」という名所だった。

現在は生活水準の高い、治安の良い観光名所および地中海貿易で栄えた素晴らしい土地。小さな街で半日も歩けばだいたいの見所は押さえられる規模。バルセロナから1時間に1本間隔で電車が出ていて往復で10.1ユーロ、約1700円。手軽に楽しめるショートトリップを堪能出来る。

地中海を望む鉄道駅、太陽と椰子の木がお出迎え。美しい海岸で有名なこの土地はもちろんトップレス・ビーチ。


街のメイン・ストリート「ランブラ・ノバ」。カフェテリアで日向ぼっこしながらゆっくりお茶とおしゃべりを楽しむのも一興。


ユネスコ世界遺産に登録されてる円形競技場。ほぼ全形が残ってるのは珍しいそうだ。


某ホテル王が経営するこの街の一番のリゾートホテル、もちろんオーシャン・ビュー。隣にはカジノもある。


市庁舎前広場。昨年ナスティックが昇格を決めた時にはこの広場に大勢のファンがお祝いに駆けつけました。


街の一番の高台にある、ゼウス神殿跡地に建てられた大聖堂。


散歩するとこんな道に遭遇する、幻想的な街並み。


その他にもスペイン第二の規模を誇るローマ水道橋(別名、悪魔橋)や哲学の道と言う名の遊歩道、近郊の町には20世紀最高のチェリスト、カザルスの生家などもあり、琴線くすぐられる場所なのでした。

スタジアムの歩き方:メスタージャ編

バレンシア州にあるサッカークラブの名前は「バレンシアC.F.」。エンブレムには蝙蝠がついている。もちろんマスコットキャラクターも蝙蝠。


何故蝙蝠なのか?歴史を紐解いてみると答えがわかる。その昔、まだスペインが統一されていない頃、バレンシアの王様は戦争に明け暮れていた。ある日、戦場で王様の肩に蝙蝠が留まり、その日の戦に勝ったそうで。その時以来、バレンシアでは蝙蝠が幸福の守り神となり、バレンシアC.F.の蝙蝠は王冠の意味を成すとの事。

メスタージャ正面。


外周はこんな感じ。


TOYOTAがメインスポンサー。


スペインのスタジアムは本当に芝が綺麗。


場所:C/ Pintor Monleón, 4. 46023 Valencia
電話:96 337 26 26
最寄り駅:地下鉄3号線Facultats、地下鉄5号線Aragon
公式HP:www.valenciacf.es
オープン:1923年5月20日
収容人数:52,469人

カタルーニャ美術館

スペイン第二の都市、バルセロナには観光名所が目白押し。世界に類を見ないモデルニスモ群や旧市街の美しい街並み。その他にも見逃せないスポットがたくさんあるので少しづつ紹介しよーと思います。

さて、今日はモンジュイックの丘にあるカタルーニャ美術館。地下鉄エスパーニャで降りたら目の前に広がる建物がそれ。1929年の万国博覧会の時に造られ、1934年に美術館に改装されたそーです。

Museu Nacional d'Art de Catalunya、通称Mnac。(ムナック)


敷地内にはロマネスク美術、ゴシック美術、ティッセン・ボルミネッサ・コレクションなどが数多く展示される。宗教画が多いので興味の無い人は飽きてしまうかも知れませんが、展示数、質ともに大満足の美術館、ちなみに私は大好き。

入場料は10ユーロ弱ですが土曜日に行くと半額程度になるので土曜日の朝一番に行くのがベスト(土曜は半日で閉館する)。

この辺り一帯は緑に囲まれたお散歩コース、日向ぼっこにも最適。ついでにバルセロナ五輪で有森選手がラストスパートを掛けたマラソンコースを歩いてみるのも楽しい。


夏期の週末には夕方からフォン・マヒカ(魔法の噴水)と呼ばれる巨大噴水でレーザー光線と音楽に合わせた噴水ショーが行われる、もちろん無料。

美術館から地下鉄駅まで、ずっと噴水が続いています。


これがフォン・マヒカ。


2つのオベリスク型の塔のところに地下鉄駅、エスパーニャがある。


他にもカタルーニャが誇るシュールレアリズムの巨匠、ジョアン・ミロ美術館があり、丘の頂上にはモンジュイック城という軍事博物館(夏期には映画祭も行われる)も、その他にスペイン村やらなにやらと観光するのに1日割り当てても足りないくらいの観光名所なのです。

以上、モンジュイック(ユダヤ人の丘)紹介でした~。

xocoa

先日、日本から旅行で来ていた女の子のデジカメが壊れちゃったってなワケで、私のコンパクトデジカメを貸したら「xocoa(チョコア)」がくっついて戻って来ました、うわぁい。わらしべ長者だ!

xocoaはバルセロナで人気の高いチョコレート。マドリッドにも3店舗、バレンシアにも1店舗あります。チョコレートのビールなんかも売っててオリジナリティ溢れる。チョコに興味があったらどーぞ。ってまだ日本未発表でした。近いうちに日本にも入り始めるんじゃないかな?お値段は結構安くてお奨め、お土産に最適です。


◇Barcelona
場所:L'illa Diagonal 08029 Barcelona
電話:93 410 66 64
場所:Maremagnum 080039 Barcelona
電話:93 225 80 89