住宅探しのこと | 住めば都☆ベイエリアの日々

住めば都☆ベイエリアの日々

2008年から4年間、夫の転勤により、アメリカ カリフォルニア州 サンフランシスコ郊外のフォスターシティで駐在生活。 2児の母。 
2012年4月、日本に帰国いたしました。

またまた、3月の渡米準備のことです。


夫に”サンフランシスコ行き”の内示がでて1週間後、

夫が現地支店に挨拶がてら、

住宅探しに行くことが決まりました。


私は、以前とある外資系企業でアメリカ人の秘書をしていたことがあるので、

アメリカ本社からやってくる駐在員

いわゆる”エクスパット”といわれる人たちの好待遇を目の当たりにしてきました。


彼らが、日本にやってくる際には、

奥さんとともに”LOOK&SEE”なる豪勢なツアーがありまして、

私達日本人にはとても手の出ないような家賃100万円くらいのマンションを数件下見、

こどもたちのインターナショナルスクールのチェック、

英語の話せるドクターとの面接、

そして素敵なホテルに泊まり、素敵なレストランでお食事をして


”う~ん、日本っていいところ!是非来たいわ!”


と奥さんに思わせるためなら、予算は惜しまないぞ!といわんばかりの

完璧ツアー構成でした。


これと比べると、悲しいかな日本の会社は

アメリカの会社ほど”家族重視”ではないよね・・・


ま、おいといて・・・


ほんとは、夫任せでなく、

私も一緒に行って住宅を見たいという気持ちは山々でしたが、

それでなくても転勤前はやることいっぱいで忙しいのに

息子が卒園間近で忙しい時期だったこともあって断念。


夫は、この道何十年というベテラン日本人リアルター(不動産屋さん)の女性に2日間つきあっていただいて、

今私達の住んでいる家を見つけてくれました。


まず、内示がでた直後から、夫がSFに住宅探しに行くまでの1週間、

アメリカに住む友達、以前住んでいた友達、

アメリカ人の友達、に電話、メールしまくり、

こどもの学校の情報集めました。


内示がでたときは、

うちの息子がアメリカの学校ではいったい何年生になるのか?さえわからなかったくらいで。

(日本では4月から小1の予定だった息子は、

アメリカでは去年の9月から小1の年齢でした。

アメリカでは、12月生まれ以降が学年の変る境目だそうです。)


で、その後 ”great school"なるHPの存在を教えてもらい、

当初希望していたBurlingame周辺地域の小学校のポイント&民族比率を調べました。


その調査結果を持って、夫は家探しの旅に出発したのです。

(こうやって書くと、すごく簡単そうだけど、

ここまで調べた1週間だけで、睡眠不足でもうふらふらだった)


行く前に言われたチェックポイントは

周辺を見て、庭の手入れが行き届いていて、

置いてある車が日本車やヨーロッパ車が多いところは大抵いいとか、

水圧の低い家があるから、とりあえず蛇口をひねってみろとか。


実際、夫が現地に来てみて、

1日目ペニンシュラの10数件の物件を見た後で、

「やっぱりFoster Cityがいい!すぐに学校情報調べて。」と携帯電話から連絡あり、

(しかも時差があるので、夜中にもばんばん電話かかってくる)

早速チェック!


Foster cityの小学校は3校とも高ポイントの学校であり、

中国人、インド人などのアジア人も結構多く、

日本人にも人気の町。


周囲の住宅環境もよいと夫が感じたので

Foster Cityの物件に絞って2日目。


でも、一戸建てってそんなに出物がなくて・・・


ちなみに、物件は”craigslist"で検索すると

日本からでもチェックできます。


ただ、こちらは一戸建てのほか、

デュプレックス(2軒で1つの家になっている)、

タウンハウス(家の集合住宅)、

コンドミニアム などがあり、

ぱっと物件の広告を見ただけでは私達素人には区別しにくいです。


リアルターの方には、

ちいさい子供がいるから、一戸建てがオススメといわれました。

理由は、

こどもが騒ぐとデュプレックスやコンドなどでは近隣への騒音の迷惑を気にしなくてはいけない。

また、集合住宅でお庭を他人とシェアする場合、

こどもたちが庭で遊ぶと他人の目に触れる。

周囲にどんな人が住んでいるかわからないから、

そういう機会はできるだけ少ないほうがよい。

とのことでした。


基本、こちらは築年数はびっくりするほど古い家ばかり。

それをみんな自分たちで、リノベーションしたり、ペイントしたりで

きれいにしている家ばかりなので、

一戸建ての内容はほんといろいろです。


一般のリストには載せていないけれど、

日本人にのみ貸したいマル秘物件という家もありました。

(日本人は靴をぬいで生活するので、

きれいに使ってくれるからと好意的な大家さんもいる)


台所がいまどきシステムキッチンじゃないとか、

家がいいと思ったら、ちょうど飛行機が真上を飛ぶロケーションだとか、

日本への国際電話での夫の声も

「そんなに文句いうなら、お前が自分でここにきてさがしたらいいやろっ!」むかっ

と怒り口調になりだした頃・・・・


たまたま、見に行った物件の数件隣りで引越しの模様。

すかさずリアルターさんが

「あそこも見に行ってみましょう!」と。


それが、今のうちの家となっています。虹

(ご縁なんでしょうね~!)


大家さんが、引越しのちょうどその日、

まだ物件が広告に載る前に、

夫はこの家に出会い、契約をしました。


家は4ベッドルーム、2バスの庭付きです。

みんなには、「大きい家に住んでいるんだろうね~!」といわれますが、

(確かに、日本の社宅に比べればずっと広いが)

うちはみなさんが思っておられるほどの豪邸ではありません(ほんとに)


平屋なので日本の4LDKのちょっと広めくらいで。

日本人的感覚から言うと、

こんなにヤード(庭)広くなくていいから、もうちょっと部屋広めにしてほしいとか(笑)

なんか土地もったいない気がして・・・(貧乏性)


でも、このあたりの物件は新聞広告で見ると、

ヒジョーに高額でびっくりしました。

このあたり一帯はほぼ億に近い金額の物件。

人気のラグーン沿い物件にいたっては、1億以上かる~く超えてます。


日本で1億って言えば、相当立派なお宅を想像するでしょ?

それが、そうじゃないところがここなんですよね~。


日本じゃ考えられないほど大雑把な作りの家なので、

あちこち隙間だらけだし、(うちだけじゃないみたい)

手作り感満載であせる


それで、このお値段だからね・・・

ま、ほぼ土地の値段ですね。


ここ数年、このあたりのレントは軒並み上がっているらしく、

うちもすでに来年の更新時には値上げ200ドルを宣告されております。汗

(日本とは違って、毎年更新ごとに値上げがあるのがフツーらしいです)


また、更新時の値上がりが高すぎて、

他の物件に引っ越す方もいらっしゃるくらいで・・・


ちなみに、最近知ったのですが、

アメリカでは学校の地域格差が大きいらしいのですが、

その理由の一つは

”その地域の住宅の固定資産税が学校の教育費の財源の一部だから”だそうです。


敷地の広い高額な住宅が並ぶ地域では、こどもの数が少ない

生徒ひとりに使える教育費が増えて、教育内容よくなる

よりよい教育を求めて、高収入の家族が地域に増える

家の値段がさらに値上がり

子育てが終わっても、

自分達の物件の価値を高めるためには学校の質を下げさせないよう努力続ける。

(こどもがいない人でも、

地域の学校の理事の選挙など関心高い)


要は、”学校の評判が地域のステータス”となるらしい。


(ちょうど今月号の海外子女教育(会社から毎月配布される)が

こういう米現地校の特集でしたので、興味深く読ませていただきました。)


確かに、ここのお家賃は、会社からの補助がなければ払えないくらい高額です。

(それはフォスターシティに限らず、

サンマテオ、バーリンゲームなど近隣地区も同じくらいのレント)


でも、ここは本当にのんびりとしていて、

緑も多く、治安もいい

アメリカだけど安心して暮らせる町です。


高いお家賃で、安全と校区を買ったのだと思っています。

(会社の補助に感謝)


家探しって、

結婚と同じく、

まあやっぱりご縁のものですね。


もちろん、不満はいろいろありますが・・・

(ありとかハチやら虫関係とか)

この家とうまくつきあって行きたいと思います。


そして、できるだけ大家さんといいおつきあいをして、

これ以上の家賃値上げを回避できるように(笑)