ええ、夏なので少し怖い体験をしたことを話します。

これは、前職の時の話なんですけどね・・・

今でも良いお付き合いをさせてもらっている友人のことなんですがね。

まだ新婚で、これからの生活設計を立てていく上で、相談にのってほしいということで、夜の八時くらいでしょうか?その友人の家に行ったのは・・・前職は金融関係です(主に保険関係ね)。

その家は、貸家で、T字路の突き当たりに家があり、道路を遮断するように建っていました。

友人は、夜遅くからごめんねと、そして奥さんは子供を身ごもっているため、実家に帰っているから遠慮なくと、挨拶もそこそこに、

友人「実は今日、何で○○さんに電話したのかわからないんだけど・・・、○○さんって霊感ある? この家何か感じる? 」

私 「えっ!?どういうこと? まぁそれなりにはあるほうだけど。」

友人「おかしいこと感じたら教えてほしいんだけど・・・」

私 「おかしなこと言うね、まぁいいや」

しばらくその家を感じてみた・・・
ラップ音が鳴り始めた。 パシッ!パシパシッっと・・・

私 「ラップ音だよね、それにこれは凄く黒い感じがするんだけど、どういうこと?」

友人 「そうなんだ、ひどいだろ・・・毎日なんだ。実は引っ越し当初はそんなに気にならなかったけど、今かなりひどくて・・・ 祈祷師を紹介してもらって、お札を貼り付けたんだ。これでもだいぶん静かになったほうだよ。」

私 「やばくない?やばいよ・・・何か黒いよ」

そのときテレビがバチッ!!と音をたてた。
風などないのに、カーテンが揺らめく・・・

私 「ここで、この話をするのはいけない。場所を変えよう。気分が悪くなってきたし、嫌なものが視える。場所を変えよう!」

そのときザワザワした空気が襲い掛かりそうになって、すぐにその家をでた。

近くのコーヒー館でその話の続きをした。

私は正直に視えたもの、感じたものを話した。

私 「実は、2階に2~3歳くらいの子供が視える。それに髪の長い女の人。何か心当たりは?」

友人は突然泣き出した。

友人「○○さん、悲しくないのに涙が出てくるんです。」

私 「子供があなたを通して泣いているんですよ、なぜ?」

友人「何でわかったんですか?誰にも言ってないのに・・・ 実は、今の嫁さんの前に、付き合っていた人がいて、子供が出来て、責任をとって結婚しようと考えたんですが、やっぱり無理で・・・いろいろあって・・・」

私 「それだけじゃないんだ、君の首あたりに白い影が視える。他にもなにかあるはず。家の立地条件も悪い。」

なぜかコーヒー館の照明が私達のところだけおかしい。
点いたり消えたり・・・

そしてその話を続ければ続けるほど、そこの空気もおかしくなる。

突然私の首をさわられた。
後ろは壁なのに・・・ マジやばい・・・(--;)
どうも、付いてきたみたい・・・

私 「早く引越しな!ろくな事ないよ。君が借りている家は霊道にもなっていて、君の家が邪魔している形になって、ラップ音が激しいんだ。この話はもう終わりにしよう、空気がおかしいから!」

友人「わかりました。親等とか祈祷師の方にもう一度相談します。」

そして二人は足早にお互いの車に・・・

私は普段、営業で乗っていた車は音楽もラジオも聞かない。携帯が鳴っていたらわからないしね。

エンジンをかけてみた。
いきなりラジオが鳴り始め、それもボリュームはMAXに!!

めちゃめちゃ怖くなった!

実家により、清めてもらって、帰宅したが・・・

後日調べたところ、この地方には、首塚というものがあり、戦国時代に斬首され、川で洗い流されたところがいくつかある。
おそらく自分の体をさがして彷徨っているのでしょう。

その家は神社と首塚の間にあり、家で遮断している。
そういうこともあるんだなと・・・

友人は、すぐに引越し今は幸せに暮らしている。
お礼に焼肉ご馳走になったけどね(^^)

ちょっとは涼しくなった?
実話ですからね(^^)

さて、今日の一曲
Europe - The Final Countdown
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