☆合格通知を手にしてから3日経ちます。
親子ともども、そろそろ燃え尽き症候群から立ち直りつつあります。
しかし今週末には保育園の運動会が控えています![]()
本番終了後最初の週末・・・のーびりと羽を伸ばしたいのですが、なかなかそうはいきません。
これから本番に臨まれる緊迫の内にあるご父兄のご参考になれば、と思い記事にしました。
8月の模試の段階でも、プリント問題の内で必ず失点するのが『お話の記憶』です。
都合12回の模試の受験回数の内で、この論点では満点が一度もありませんでした。
そんな息子でしたが、幼児教室での出題・解答分析では、本番の『お話の記憶』では満点をとれています。
直前も直前、本番2週間前あたりから、毎日の学習においても失点しなくなりました。
では、どうしてそのように克服できたのか、について考察を致しますと。
結論から申し上げますと、
お話の記憶を弱点としてしまったのは、私が読ませてきた本が'こと、お受験’に絞れば不適切だった、否、偏っていた、ということだと思います。
息子はよく本を読みます(読ませます)。
その甲斐あって、3月から平行して通っている中学受験向けの塾での'国語、文や詩のよみとり’問題では失点しません。
しかしお受験の『お話の記憶』は苦手なのでした。
ここで息子の8月中旬頃までの読書傾向に触れます。
幼い頃から、私が読み聞かせに選定する作品は、新美南吉、宮沢賢治などの日本童話の黎明期にして全盛期の大正から昭和の名作が中心となります。
8月頃の直前期まででも、太宰治「走れメロス」、小川未明「野ばら」、浜田広介「泣いた赤おに」、井伏鱒二「屋根の上のサワン」などを読み聞かせておりました。
又、3日に一回のペースながら息子が励行する'音読’は、「半日村」「きつねとぶどう」「むく鳥のゆめ」といった、やはり読み聞かせ同様のジャンルに偏っていました。
親バカですが、息子は本読みが上手です。スラスラ読めます。
国語の成績も悪くない。なのに何故、『お話の記憶』を苦にするのか
わかりません。
予め、弱点克服のスキームが見えていたのではありません。
それは、有名小学校の過去問を片っ端から解いていた時期の8月下旬頃になって、たまたま気がつきました。
否、気づくのが遅すぎたのでしょう。何のことはありません。
要は、子供の記憶に留め易くしてやる手当てが足りなかった、のです。
国立私立の別も関西関東の別もなく、過去問を解きまくっていて、漸く気がつきました。
『お話の記憶』用のスクリーンを息子の脳内に焼き付けてやれば良い、だけのことです。
スクリーンというよりは、舞台背景、紙芝居といった方が適しているでしょうか。
『お話の記憶』に出題される'登場人物や場面設定’は極めて限定されています。
その少ないパターンを覚えてしまえば済む、だけのことでした。
そしてそのお受験らしい場面とは、私が拘ってきた名作童話の場面とは異なる世界観です。そこには、ちょんまげを結っている苦労人もいなければ、戦時下に喘ぐ悲壮もありません。
いったって平穏でなごやかな仄々とした風景です。
では、我が家で用いた刷込みパターンをご紹介します。
登場人物
「動物さん、虫さんの仲良しグループ」「子供のいる家族」
場面
「幼稚園の行事」か「記念日」
展開 ・・・行事パターン
「運動会」
ア 誰かが転び、かけっこの順位が入れ替わる
イ 二組に分かれて綱引きをするが、一回目と二回目では勝ち負けが交互になる
ウ 表彰(優勝)は意外な結果
「音楽会」
ア 誰かが楽器を忘れる
イ 誰かが楽器をうまく演奏できない
ウ アかイの理由で、誰かが演奏を交代する。誰かと一緒に演奏する。
・・・記念日パターン
「誕生日」
ア 皆が様々なプレゼントを持ち寄る
イ 物ではないプレゼント(歌をうたう、楽器を演奏する)
ウ 祝ってくれたお返しを必ずする(何かを配る、歌をうたう・・)
「父の日、母の日」
ア 子供が誰かと一緒にプレゼントを買いにデパートへ行く
イ お目当ての物が無く別のものを買う、追加して買う
ウ レストランで皆で食事をする
小道具
「お弁当」 持ってこなかった人に分けてあげたのは誰
「装い」 お出かけには何を着た
「小物」 帽子、ポケット、靴のリボン
「乗り物」 目的地までの交通手段
「乗降駅」 何番目で降りた
「売場」 買った階、買わなかった階
「レストラン」 誰が何を食べた
「出会い」 偶然に会ったお友達の様子(服装、ペット連れ)
「おみあげ、賞品」 誰に、何を、何個
要は、お受験らしいストーリーを頭の中に描きやすくなるように、過去問の類題に親しんだに過ぎません。
保育園児ですので平日の自宅での勉強時間は概ね1時間半からMAX2時間です。
慣れさせれば良い、と考えておりましたので、息子に解答させずに、問題文(特に一旦解いた問題)を読み聞かせたりもしました。
兎に角、毎日欠かさずに親しんでいました。
我が子について言えば、このやり方は極めて効果的でした。
