航空会社に入社して、
それはまぁ多くの洗礼を受けたように記憶していますが
そのひとつに言葉遣いがあります。
(「洗礼」なんて大げさですね・笑
)
例えば、私のいた航空会社ではこんな風に言うよう指導されました。
上下関係に関わらず、何か依頼をされたり引継ぎを受けたりした場合には
「わかりました」「はい」よりも、「承知しました」「了解しました」
謝らなければならない場合には、「スミマセン」「ゴメンナサイ」ではなく
「失礼しました」「申し訳ありません」
もちろんお客様に、飲み物などを頼まれて
「了解しました」などとは言いませんが
ついつい出てしまう「スミマセン」
客室乗務員の仕事は、私が想像していたよりも
はるかに狭い空間での作業が多く、無駄な動きは
自分自身の仕事の効率だけでなく、共に乗務するクルーの
コミュニケーションまでも滞らせてしまいます。
そんななか、同時に何かをしようとした際や、
通路を背中合わせにしてすれ違う時などは
「失礼します」と言っていました。
機内での話しはひとつの例えですが、
接客業を志すみなさんであれば、そのような場面になれば
無言で何かをするなんてことは無いと思いますが
意外と使ってしまう「スミマセン」は、
違う言葉にかえてみましょう![]()
よく「日常生活から意識して!」といわれると思いますが
これは本当のことです。
本当に日頃の意識ひとつで変わるものであり、
ふとしたとき、特に面接など極度に緊張する場面では
きっとそんなことまで考える余裕もなく、
いつものワタシが出てしまうでしょう。
「スミマセン」と発しても、その表情や声のトーンなどで、
相手に十分に申し訳ないという思いは伝わるでしょうが
「失礼しました」「申し訳ありません」と言われた場合、
特に面識のない(数少ない)方や、目上の方などは
謝罪に加え、あなたの礼儀正しさをも感じることでしょう。
大げさかもしれませんが、正しく、そして美しい言葉遣いというものは
相手との関係を良好に向けるだけでなく、
心地よさも与えることができ、
人間関係で最も大切である「信頼」をも獲得できるものなのです。
学生のみなさんは、全てがこれからです。
学生の今だから許されますが、
学生の今だからこそ、人との差がでる部分だとも思います![]()
みなさんに言うばかりでなく、自分自身も
CA時代の多くの財産を無駄にすることなく
道でふと誰かにぶつかってしまった時でも
「失礼しました」と自然に言える私であり続けたいと思います。
(・・・ナンテそんなこと当たり前でなければ
恥ずかしいイイ歳なんですけどね・
)