■学び■日本睡眠学会第41回定期学術集会@京王プラザホテル新宿 | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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「ねむりをプラス、輝くあした」をコンセプトに、幅広い世代へ向けた「睡眠講座」や、個別相談を行っています。
睡眠を整えることからあなたの健やかで幸せな生き方がはじまる。
+Sleep(プラススリープ)がお手伝いします。

おはようございます!
+Sleep 代表
睡眠健康指導士・睡眠改善インストラクター
鶴田名緒子です。

7月7日(木)と8日(金)は日本睡眠学会第41回定期学術研修会へ参加してきました!
場所は新宿の京王プラザホテルです。



1日目は、息子くんの小学校へ15時に迎えに行かねばならないというミッションのため、滞在時間は短く・・・。

9:00~11:00
「生命時計と睡眠恒常性を理解し、高齢者の不眠診療に活かす」
座長:清水徹男先生
    三島和夫先生
演者:中村 渉先生
    西多 昌規先生
    岡島 義先生
    三島和夫先生


高齢者の眠りについては勉強をしていかないといけない分野なので・・・。
本当は同じ時間のうつについても聞いてみたかったのですが。

岡島義先生の本はこの間購入したばかりでして・・・。
『4週間でぐっすり眠れる本 つけるだけで不眠が治る睡眠ダイアリー』
この本で学んだことを、シニア向けの講座に生かしたいと思っています。



ランチョンセミナーは、こちら。

12:00~12:50
「覚醒と行動の制御におけるオレキシンの役割」
座長:清水徹男先生
演者:櫻井 武先生


オレキシン受容体拮抗薬のことに興味があって。
脳内オレキシンが少なくなると、突然眠ってしまうというナルコレプシーという病気があるのですが、オレキシンが覚醒と睡眠のスイッチであるということがわかっています。
オレキシンの働きをブロックしてしまえば、睡眠を誘発できるという・・・。
すごいなぁ!と勉強させて頂きました!

ランチョンセミナーのお弁当は豪華。
1日目はこんな写真を撮るゆとりもあったのですが。
2日目は会場間の移動で四苦八苦。まったく余裕がありませんでした。



2日目は。
新宿に8時前に到着。
ひー。

8:30~10:30
「未就学児から中高生への「早ね早起き朝ご飯」水晶と睡眠健康問題「中高生等保護者用普及啓発資料作成」を巡って」
座長:原田哲夫先生
    土井由利子先生
演者:厚生労働省 枝慶様
   鈴木みゆき先生
   土井由利子先生
   田中秀樹先生
   福田一彦先生
   原田哲夫先生


錚々たる顔ぶれ・・・!!
最初は、同じ時間の「女性の不眠について」とすごく悩んだのですが、やっぱり普段、「早寝早起き朝ごはんが大切だよ!!」と伝えているので、国の施策もきちんと学んでおきたかったのと、鈴木先生や田中先生、福田先生・・・。行くしかない!!

そして、会場に着いて、着席すると、後方に白川修一郎先生が!!
嬉しくなってしまって、ご挨拶・・・。
睡眠改善インストラクターでいつもお世話になっているんです。
日本睡眠学会の推薦を書いて頂いたりも・・・。
秋に受けるシニアインストラクター試験のことなどお話しできました。

前方には宮崎総一郎先生がっ!

この回は本当にどの発表も胸に刺さりました。

特に、土井由利子先生の公衆衛生学からのお話が勉強になりました。
「幼児のクロノタイプ(朝型・夜型)」というテーマ。

概日リズムの位相の個人差(双生児の研究より)は

遺伝が50%、環境要因が50%

ということなんですね。

いくら睡眠のことを環境面や社会的なサポートをしても、一定数のマイノリティが存在して、「早寝早起き朝ごはん」運動がうまく結果がでない子もいる。

だから、学校の先生や親、大人も、子どもの睡眠衛生を考えたときに、そういう子がいるんだということを理解してきめ細やかにフォローして取り組んであげることが大切なんだとおっしゃっていました。

あーー!!その視点はすっごくいいなぁ。
あったかい。
先生は大規模な統計を取られていらっしゃるのに、抜け落ちた子へのまなざしが温かくて。
お話を聞いていて、嬉しくなったんです。

質問タイムは、なんと、大川匡子先生・・・!!
先生のご質問もすごく良かったんです。

「いろんなお立場からの子どもの睡眠を知ることができたのはよかったんですが、子ども目線の言葉もお聞きしたかったです。
幼児もだいぶ自分の睡眠を語れるんですよ。そういう言葉を拾ってみてほしいです。」

という内容のことをおっしゃっていて。

私も普段の講座では、そこが落ちていた気がして・・・。
眠育をやるなら、子ども目線ももっと大切にして、幼児の言葉、子どもの言葉、くみ取ってあげるようにならないと!と思いました。

勉強になりました!!!

10:40~11:40
特別講演
「脳を見る技術と睡眠研究」
座長:高橋清久先生
演者:上田泰己先生


大きな会場なのにたくさんの人!
前方の席へ着席。
すると、私のすぐ後ろに宮崎総一郎先生がご着席されていらっしゃったので、睡眠健康指導士上級のときのお話や、私が開催した「シニアのための睡眠講座」でいろいろお世話になったお礼をお伝えしました。
8月に横浜で睡眠健康指導士上級の交流会をお誘いいただきましたので、ぜひお伺いしたいと思います~!
楽しみです!!

そのあとは、ランチョンセミナー
「不眠症治療の課題と展望-不眠がもたらす生活習慣病への影響と対策-」
座長:尾崎紀夫先生
演者:内村直尚先生


美味しいお弁当は10分でかっこむ!!
トイレに行く間もないほど忙しい~!!

睡眠不足と糖尿病や肥満などの関係について詳しく知りました。
また、睡眠薬服用の注意点なども大変勉強になりました。
睡眠薬服用による持ち越し効果による転倒やせん妄の危険性などについて、とてもわかりやすかったです。

13:00~15:00
「睡眠からアプローチする健康づくりと認知症予防」
座長:宮崎総一郎先生
    岡田(有竹)清夏先生
演者:浅岡章一先生
    岡田(有竹)清夏先生
    尾崎章子先生
    田中秀樹先生
    浦上克哉先生
指定発言:北村拓朗先生


この回も、シニアの睡眠を学びたいので選んでみました。
田中先生の現場での地道な研究には心から感服します。
お話できて良かったです。
福寿体操」のお名前も使わせてもらえることになりました。
ありがとうございます!!!

浦上先生は日本認知症予防学会の理事長でいらっしゃいます。
シニアの睡眠をやっていると、切っても切れないのが認知症予防なので、勉強しないといけない分野だと思っています。

今回学んだのは、「MCI」という言葉。

正常 → MCI →認知症

へ移行するのだそうですが、MCIというのは、日常や社会生活に困っていないけど、物忘れがひどく、介入しないと2~3年後に認知症を発症するという、認知症一歩手前の人を言うそうです。
介入があれば、正常へ戻ったり、MCIにとどまれるそうです。

アルツハイマーは海馬の神経細胞が障害されることから始まるとされていますが、その前段階で匂いが分からなくなるという嗅神経の障害があるそうです。
だから、早い段階で、嗅神経を刺激することによって認知症予防へつなぐ取組みとして、アロマセラピーの活用を挙げられていました!

何でも、以前NHKの番組にそのことを特集したら、先生のご紹介したアロマオイルが日本のお店から消えてしまった・・・という逸話が!

おお~!!

私、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターでもあるので、次のシニア向けの講座のときに会場にアロマを用いてみよう!と思います。

浦上先生の著書を取り寄せ中です。
『アロマの香りが認知症を予防・改善する』



会場で、目にとまった本2冊を購入。
自分ご褒美。2冊で1万円オーバー!!



『実践臨床小児睡眠医学』
編集:兵庫県立リハビリテーション中央病院
    子どもの睡眠と発達医療センター
編集主幹:三池輝久・小西行郎・中井昭夫




『子どもの睡眠障害』
編集:谷池雅子



そして、お疲れ様の自分ご褒美!
コンビニスイーツなのでしたん。



長々とすみません!
しかし、学会中は子どもの学校に迎えに行ったり、スーパーにも行き、家事もやり、夕食もちゃんと作り・・・本当に頑張った・・・。

お勤めしながらママをやっている方を心から尊敬します。
私は久しぶりにこんな生活をしましたが、2日間限定だからできた・・・。
もう無理かもぉ・・・。

来年はパシフィコ横浜での開催だそうです。
近くてよかった!また行けそうです!!