子どもの睡眠時間を延ばすために、夜時間の棚卸し♪ | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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「ねむりをプラス、輝くあした」をコンセプトに、幅広い世代へ向けた「睡眠講座」や、個別相談を行っています。
睡眠を整えることからあなたの健やかで幸せな生き方がはじまる。
+Sleep(プラススリープ)がお手伝いします。

睡眠改善インストラクターの鶴田名緒子です。

ご訪問ありがとうございます。


大きな台風が来ていますね。今日は小学校が休校になりました。

こういう気圧の変化の激しい時期って、体調を崩しやすく、持病がある方は発作を起こしやすかったりするので心配が多い季節でもありますよね。あせる

無理せず、過ごしてくださいね。


私の息子は、自閉症でもあるんですが、てんかん発作も持っています。

しかも、これがかなりてごわい系。ガーン


薬の治療をしているのですが、今でも年に2回くらい発作を起こします。


ひどかったときは、毎月毎月、救急車のお世話に・・・。

30分以上の発作が続くてんかん重積になることもありました。

重積のときは、救急車で搬送中もずっと発作が止まらなくて、病院に着いて即入院ということも度々ありました。


てんかんを起こしたとき、救急車で付き添っているときに、私は自分をすごく責めてしまいます。

何が悪かったんだろう?疲れさせすぎちゃったかな?睡眠が足りないのかな。

どうしてなんだろう?

妊娠中に無理したんだろうか・・・。

悶々。ぐるぐる。しょぼん


深夜に発作を起こすことも多かったです。

救急車でサイレンを鳴らしながらすごい速さで病院に向かっているとき、息子くんの真っ青な顔を見ていると、不安で不安で。


雪が降っていることもありました。

息子くんは小さかったから、ストレッチャーを使わずに救急隊員に抱きかかえられながら、救急車へ。

マンションの外にうっすら積もっていて、真っ暗な中、私も動転しているので雪に足をとられそうになりながら、救急車に飛び乗ったり・・・。

ひとつひとつの光景が今もくっきり心に残っています。


薬を調整しても、薬の種類を変えても発作が止まらなかったので、別の病気を懸念して、いろんな検査をしました。


脳腫瘍の疑いがないか?とか。

あとは、骨髄検査したり。これ、すごく痛いんですよね。


手の甲は、点滴の針のあとのアザがいっぱいで痛々しい。


息子くんはすっごい多動だったので、かなり高いサークルのベッドに入れられて入院生活を送らなくてはならなくて、それを見ているだけでも泣けてきました。

クリスマスを病院で過ごしたこともあります。

他の病気が原因ではないことがわかって少しほっとはしたものも、てんかんと上手に付き合いながら生活する必要があります。


そんな風に過ごしてきたので、なんだか私の方がてんかんに対して大きなトラウマがあります。

だいぶ発作を起こさなくなっても、まだ起こるので、今でもドキドキな毎日を送っています。


頻繁に発作を起こしていたときは、看病や日常をまわすだけでいっぱいいっぱいいでした。

仕事、家事、看護。。

親である自分たちも疲れたからと言って倒れることもできなかった。


私自身も睡眠で日々の疲れを上手にリセットしていきました。

自分のために体を休める休日をとることは全くできませんでした。

あまりに体と心が疲れるので、夜になるとストンと眠れるのはありがたかったです。


その日のうちに体を休める体質へと自分を変えました。

母は強し!です。


そして、退院後は息子の睡眠を重視して、規則正しい生活リズムを作るように心がけてきました。

基礎的な部分の健康を底上げしておく。

日中に受ける疲れやストレスを睡眠で解消させる。


これはもう、私にとって毎日の最重要事項になっていきました。

それこそ必死です。


息子は言葉で体調を伝えることはできないし、発作でいつ倒れるかわからない。

常にハラハラした気持ちが休まることはありません。


でも、そんな緊張感いっぱいの日々を、睡眠をたっぷりとればなんとなく前向きな生き方にシフトできるんです。

ママのストレスマネジメントにも質の良い睡眠は重要ですし、子どもの心と体の健やかな発達にも睡眠ってやっぱり大切。






日本では小学校に上がるまでは、子どもは親と一緒の部屋で寝る習慣が一般的です。

外国とは違って、住環境などの都合で子ども部屋を確保することが難しいこともありますよね。

寝かしつけもママがすることが多いのではないでしょうか。


そうなると、子どもの睡眠というのは、大人の生活スタイル、とくにママ時間に引っ張られがちです。


でも、私もそうだったのでわかるのですが、早寝習慣をつけるのってすごくママの努力が必要になります。

仕事をしていると、帰ったあとに夜8時に寝かすことって至難の業です。ハイ。

わかっちゃいるけど、耳が痛い・・・。得意げ


でも、私の場合は息子のてんかんのことがもう怖くて仕方なかったので、できるかできないかではなく、「やらなきゃ!メラメラ」と必死に夜8時に寝かしつけました。


仕事帰りにスーパーに寄らないで帰るには?→なるべく買い物をまとめて回数を減らしたり、宅食を依頼。

夕食づくりの時間短縮方法。→スポット的に宅食を活用することも。

後片付けの効率化。→食洗器にお助け!

お風呂。

家事などなど。


とにかく、私が仕事を外でしていたときは、私と息子の帰宅後の時間の過ごし方の棚卸を徹底的に行ました。

そして、息子の睡眠時間の確保をしました。


ほんっとーに大変でしたが、子どもの睡眠習慣をつけたことは、今とても財産になっているなと感じます。

早寝早起き朝ごはんは完璧っ。チョキ


今は私もフリーなので、前ほど時間のコントロールに苦労することはないのですが、ママってほんとに大変だなぁと実感しています。


それでもうちの場合は、昼間の睡魔は来る。ぐぅぐぅ

てんかん発作の薬の副作用があるので明晰状態とはどうしてもなりません。


でも、お陰様で、だいぶ健康状態を維持できるようになりました!

睡眠の英才教育ですわね。ニコニコ

ふふ。



<子どもの睡眠時間のレシピ>


・新生児                10.5~18時間

・学童前期(3~5歳)         11~13時間

・学童後期(6~12歳)        10~11時間

・ティーンエイジャー(13~17歳)  8.5~9.25時間


この記事  でも書いたので、ちょっぴり重複するんですけど。

これだけ眠っていれば、「日中起きている時間が、スッキリ元気!」という目安ですね。


少ないと感じたら、30分でもいいので、早く寝かしてしまいましょー♪

ママも夜少しゆっくりする時間も持てますしね。