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オーナーともみの個人ブログ(更新した☺)
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皆さま、こんばんは
わたくしです
さて
この多様性が騒がれる昨今
ジェンダーレストイレが話題になってますね
ちょっと前には
心は女性、体が男性の女性が
女性のお風呂に入る権利云々について
ネット界隈がにぎわってましたね
多様性、多様性っていえば言うほど
嘘くさく感じてしまう今日この頃
このジェンダーレストイレ
多目的トイレ
もとい
バリアフリートイレを増やすだけじゃダメ
そう思ってしまうのですがダメですか
なんで女性用トイレを減らすんでしょう
わたしは体も心も
がっつり女性・・・いや
がっつり 女 として言わせていただきたい
マジ
自分たちの常識じゃ考えられないことってあるから
・・・
・・・
・・・
その昔・・・
まだLGBTQIA(まだまだ増えていきそうな予感)
そんな言葉も存在しなかった頃
オカマやオナベという言葉が主流で
やっとゲイって言葉が認識されたくらいの出来事
性同一性障害という言葉は知っているが
それは自分たちとは関係のない世界で
著しく知識に乏しい時代の出来事
私は
ある大手エステティックサロンで副店長をしていました
そのサロンは女性専用エステティックで
商業施設の中に店を構えており
入ってすぐに受付があり
同じスペースに共用の待合スペースがあります
個別のカウンセリングルームが
その待合スペースを挟むように二部屋
短い廊下の突き当り左手がスタッフルーム
右手は控室につづく廊下
その廊下の左手にお手洗いとフェイシャルルームがあり
右手には脱毛ルームが一部屋
突き当りには二部屋
突き当りを右に抜けると
控室があり
ここはロッカールームで脱毛以外のお客様の
お着換えスペースとなっています
控室から直接個室三部屋のボディルームに入れます
待合スペースから控室まで
一部扉はあるものの鍵がかかる場所は一切ありません
女性専門エステということで
お客様は安心してガウンで往来できるようになっています
ある日
スタッフが慌ててスタッフルームの私のところへ
「なんか変な人が来ています」
受付に行くとそこには
一目で女装したということがわかる男性の姿が
当時は店長不在で
私がその時の一番トップの役職でした
すぐに追い返そうかと思ったのですが
性同一性障害の文字が頭に浮かびます
もし、彼(彼女)が本当に女性の心を持っていて
女性としてキレイになりたいと思って来店されたのであれば
問答無用で帰されるにはあまりにも心につく傷は大きい
さらには
もしそれが本部へクレームとしてあげられ
こちらの対応の不手際を言われてしまったら
責任問題にまで発展しちゃう
私の下した判断は
待合スペースに座ってもらって
真意を見極めることに
彼(彼女)の話を聴いていると
自分は女性でもっとキレイになりたいと思っていると
でも自分の力じゃ限界があるからプロの力を貸してほしい
助けてほしいと・・・
少し心が動かされました
どんな人もキレイになる権利はあります
そのなり方がわからなくて
今苦しんでいるのであれば
私たちエステティシャンはどうにかして助けてあげなくては
しっかりと耳を傾けなければ・・・
そんな風に私も自分の価値観を捨て話を聴きだしたところ
だんだんと・・・
「瘦身はどんな格好でするんですか」
「ペーパーショーツは持ってかえれるんですか」
「おっぱいは隠すんですか」
「どんな感じでマッサージされますか」
これ・・・怪しくない
でもね
こんな時ってわからなくなるんです
これは変態の言葉
それとも本気の質問
いろいろと自信がなくなってきます
最後は
「お部屋を見学させてください」
そう言って勝手に中に入っていこうとしたのです
そこは
相手が女性だろうが、男性だろうが
そのサロンの会員様以外は通す訳にはいきません
私も強く
「会員様以外の方はこれ以上は入れません」
「これ以上入店されるようでしたら警備員を呼びます」
そう言ったら
ちょっと怒ってプリプリしながら出ていきました
私は
私の対応が正しかったのか
誤っていたのか自信がありません
たぶんフツーに考えたら変態でした
でも
フツーには考えれないんです
そんな時
正義感と責任感と同情心が入り乱れています
しばらく放心状態で受付に立っていました
その商業施設のトイレに行くには
当店の前を通っていかなければならず
その先はトイレ以外なく行き止まりになる構造です
ガラス張りのお店の外を
ボーっと見ていると・・・
さっきはブラジャーを着けて胸を膨らませ
ブラウスにミニスカート
ロングヘアーのかつらを被っていた彼女(彼)が
紙袋を片手に
ちょっと髪が薄くなった男性の姿で
トイレの方向から出てきました
こちらを見ながらゆっくりと立ち去っていきます
その時間がどれだったのか
私には一瞬にも永遠にも感じられました
やられたぁ~~~
怒り
というよりは
めちゃくちゃ悲しかったのと
めちゃくちゃ虚無感を感じました
多様性の意識が高くなることは
とてもいいことだと思うのですが
本人の性自認を尊重するあまり
女性であることで恐怖を感じてしまうことが多くなる場合
どうしたらいいんでしょうか
公衆浴場に体は男性、心が女性が入浴してくる
女性は多目的トイレを使用しなきゃいけなくなる
心が女性ならば身体機能が男性でも
女性としてスポーツ競技に出られる
女性が女性の権利を尊重すると差別主義者に見られる
なかなかに難しい世の中です
本当の多様性って
もっと違うところにあると思うんだよなぁ
一緒に考えてみませんか
そして
ご意見をお聞かせくださいな