【JOJO×タロット】カードno9.隠者(ジョセフ ジョースター:ハーミットパープル)解説

 

はじめまして、占者の龍 子想です。

たくさんあるブログの中から選んで頂き、誠にありがとうございます。

本ブログは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するタロットカードを基に作成されたスタンド(幽波紋)とスタンド使いを占いをする者の立場から解説していきます。

 

なお、初めてご覧になっていただく方向けに作成しておりますので、説明等が重複する部分があるかと思いますが、ご了承ください。

 

【前置き】

キャラクターが使用するスタンド…これはタロットカードを基に初期は作られており、占いをする私には凄く面白く映ります。(後にタロットとは無縁のキャラクターが登場していきます。)  

 

今回は、第ニ部主人公であるジョセフ ジョースターのスタンド★ハーミットパープル★を解説しつつ、隠者のタロットカードの意味を観ていきましょう。


JOJOの奇妙な冒険又はタロット占いに興味をお持ちの方はご覧ください。

(注意:ネタバレありますので、出来るだけ原作をお読み頂いた後にご覧ください。)

良ければ最後までお読みください。 

 

 

 

【その前にスタンドとは!】(以下Wikipediaより抜粋)


「スタンド」=「パワーを持った像(ヴィジョン)」であり、持ち主の傍に出現してさまざまな超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である。漢字では「幽波紋」と表記される。Part3『スターダストクルセイダース』で初登場し、以降のシリーズでも設定が引き継がれている。
 

 作品制作上において、各スタンド名は、Part3ではタロットカードの大アルカナと色などから、それ以降は洋楽のアーティスト名・曲名・アルバム名から取られていることが多い。
特に歴代ジョジョのスタンドには鉱物の名前が含まれており、これは作者が明確に意図して入れている。
 スタンドの名の由来は、2つあり。一つは、Part3でヴィジョンが守護霊のように使い手の「傍に立つ(Stand by me)」ことから名付けた説。もう一つは、Part6以前とは異なる世界が舞台のPart7において、敵や困難に「立ち向かう(stand up to)」ためのものからついた説。


 本ブログは『ジョジョの奇妙な冒険第3部』に登場するタロットカードの大アルカナを基に作られたスタンド(幽波紋)とスタンド使い(スタンドマスター)をタロットカードの意味等を踏まえ、解説していきます。

 

 

 

〇では目次です。

 

 スタンドの能力等

 

タロットカードの大アルカナ9番目「隠者」の暗示を持つスタンドです。

茨(イバラ)のような植物の形をしていて、大多数は、人型のスタンドである中、そうでない珍しいスタンドです。

能力は、スタンドを利用し、カメラを破壊すると「念写」が出来ます。
他にもスタンドをテレビに潜り込ませての「念聴」、同じくテレビに接続して自分の体内の映像をライブするなど、旅とともに成長しましたが、何と言っても地味です。

「念写」、「念聴」など隠者のカードに相応しく、過程・真理を調べる能力に長けています。

また、スタンド自身が切られたり裂かれたりしても本体へのダメージは無く、少し設定から外れ、ジョセフらしく型破りです。

5段階評価をくだすならば、【破壊力 - 1、 スピード -3、 射程距離 - 3 、 成長性 - 3】といったところでしょうか。


 

 本来のタロットカードの意味

●隠者(ハーミットパープル)

真面目な人が引きやすいカードです。

特に恋愛において臆病な方引いてしまいがちです。

老人がランプの光をもとに足元を見ています。

暗いですね、何となく悩みを抱えている雰囲気です。

何を探しているのでしょう?

このカードは、夜の暗闇の中、雪の積もった山頂に隠者が一人真実のランプを片手に下界を見下ろしている様子が描かれています。隠者とは俗世を捨てた人のことです。見た目は地味ですが、実は賢者と言われます。

つまり、非常に聡明で探求心に溢れた人物が描かれているのです。

そして、前述のように何やら探しているように見えます。

そう、このカードは、隠された真実を求めて探し歩くことや、物事の確信に迫っていく過程などを意味しているのです。

物事の核心や真実を見出して行けるような非常に奥深いカードになります。

また、一方で知識や経験を分かち合いたいことも意味します。

 

 

 正位置(上の絵の通り)でのカードの意味

★前置き★
タロットカードの絵が正しく出ることを正位置と言います。逆にひっくり返って出ることを逆位置と言います。
一般的に、正位置と逆位置でカードが示唆する意味が変わります。

【恋愛】 真面目なつきあい、プラトニックラブ、熟年夫婦、相手を信じる、胸に秘める

【他】 成果をあげる、コツコツ真面目、学者向き

 

 

 逆位置(上の絵とは逆)でのカードの意味

 

【恋愛】 慎重すぎて失敗、相手を試してばかりで踏み込めない、素直に甘えられず

 

【他】 過去の栄光にすがる、ケアレスミスの連発、疎外感、嫌われ者、内弁慶 などを指します。

 

 

 スタンド(スタンド使い含む)とカードの共通点と相違点

共通点)ランプという道具で足元を照らす姿は、カメラやテレビという道具を使い、覗き見るスタンドに合致します。また、スタンド使いであるジョセフとカードの老人という点は、まさにその通りです。

相違点)カードは、落ち込み・悩みがちを指しますが、正反対でジョセフは明るく・元気そのものです。スタンドは植物ですが、カードに植物の姿は、ありません。また、カードに描かれている老人は、賢者ともいわれますが、ジョセフは、聡明で数々の難関を乗り越えておりますが、普段の私生活は、賢者とは言い難いです。

 
 もしも占いでこのカードが出たら

1枚引きでこのカードが正位置で出たならば、今の状況を整理し、原因等をもう一度調べるようアドバイスすると良いでしょう。

このカードは、実は

・妙に真面目な人

・騙されやすい人(信じ深い)

・相手の気持ちを考え、意見をなかなか言えない人(感情を隠す)

が引きやすいカードです。

よって、このカードを引きやすい人は交渉事は不得意です。

一方で、自分でコツコツ調べたり、調査したり、なぜこの状況になったのか自分なり整理するのは得意です。

また、カードが下を向いているように現実を前向きに捉えることは苦手です。

人間だれしも心の整理には時間を要します。よって、冷静にゆっくり、物事をすすめるようアドバイスすると更に良いでしょう。

 

 

 龍 子想による独断の判定

 子想による隠者のカードのタロット能力値は、まとめのページの記述通り、以下とさせていただきます。
注意)カードの持つストーリーの実現力、カードが出たことによる期待度、カード自身の強さによる総合力を独断で5段階評価にて表示ししています。

【実現力2 期待度2 総合力2】


実現力2=学者タイプであり、研究は華開かないこともあるので5段階評価中2とさせていただきます。
期待度2=真面目な努力が実を結ぶことが多々ありますので期待度は2です。
総合力2=上記2つが2であるので2とさせていただきます。

占いをしているとよくこのカードを目にします。なぜなら、悩みがちでうまく相手に伝えられない方が占いに来られるからです。このカードが指すものは、真面目・隠れた感情・落ち込みです。何とかして相手の気持ちを推測しようと真理を掴もうと努力している姿が浮かびます。そんな気持ちに応えたいと思えるスタンドカードです。ジョセフも娘ホリィを一刻も早く救いたい想いで妻にもひた隠し、第3部の旅に出たのでしょう。

 

 最後にまとめ



 

隠者とジョセフ・ジョースター(スタンド含め)の性格とは相反しています。
タロットカードの絵柄が老人なので、著者はジョセフ・ジョースター(老年期)に無理に合わせたように思います。
また、前作の主人公であり、メインにおけず、やむなく隠者としたのでしょうか。
第2部でカーズ達から地球を救ったジョセフには可哀そうな気がします。
次に貴方は「そうかもしれない」と言う,,,「ハッ!」 

 
 
 

 

 

スターダストクルセイダース

 

 

 

(筆者)

占者こと:龍 子想

姓名判断、タロットが得意。

日本家族問題相談連盟認定離婚カウンセラ-の資格も持つ。

 

本ブログにて、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』とタロットカードにまつわるお話を占いをする側の者からの視点でお伝えしています。そして、何より皆さんが、ますます『ジョジョの奇妙な冒険』に嵌まることを期し、本ブログを残します。

 

因みにタロット占いは】

・希望を見出すことが出来たり

・背中を後押ししてくれたり

・相手の気持ちを察したり

・もしもの備えを事前に用意可能となります

何より話を占者に聞いてもらうことで貴方は、不思議とリラックスすることができます。

(※効果には個人差がございますので、あらかじめご了承ください。)

興味を覚えた方は、是非一度チャレンジしてみてください。

スターダストクルセイダース

 

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