それって本当ですか? |  - Escape from the domination - マニピュレーターと支配からの脱出

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親子療法士協会認定カウンセラー 本田丈
毒親と支配とマニピュレーター 

本田です。

 

暑くなってきましたね。

夏の服装にマスクはなかなか慣れず

玄関を出た瞬間にマスクをしていない事に

気付いては戻るを最近はやらかしてます。汗

 

 

「お前はバカだ!」

 

それ本当ですか?

 

「お前は頭がおかしい」

 

それ本当ですか?

 

「お前、狂ってるな」

 

それ本当ですか?

 

「お前には出来るわけがない!」

 

それ本当ですか?

 

「全部お前が悪い!」

 

それ本当ですか?

 

「お前のためを思って言ってるんだ」

 

それ本当ですか?

 

「私はお前のことを一番わかってる」

 

それ本当ですか?

 

 

このようなことを幼い頃から繰り返し言われながら

事実に反する自己像(セルフイメージ)が強化されていってしまう・・・・・。

偽りの自己像を押し付けられ、それが本物と思いこまされ

本来の自己像からどんどんどんどん遠ざかってしまう・・・・・。

 

本来の自己像から遠ざかってしまうということは、

不本意ながら、親の都合の良い存在になってしまう(ならざるを得ない)

ということとも言えるのではないでしょうか。

 

押し付けられた偽りのセルフイメージで自己認識を無意識で行ってしまい、

偽りの自己認識のまま、更に偽りの自己一致を無意識でしてしまう・・・・。

 

そして、偽りの自己の層が重なって厚くなっていき

本来の自己像とのギャップがどんどん広がって、生きづらさや

苦しさに繋がって行くのだと思います。

無意識での自己不一致ですから苦しいのも無理はないです。

 

 

毒親に言われたことで考えてこんでしまったり、

苦しかったりした時は自分に問いかけて欲しいです。

「それって、本当なのか?」と。

 

毒親が本当にあなたのことを思って言ってる言葉なのかと。

 

 

私の経験したことでは、

私の父は、私のことを考えての発言ではなかったです。

 

父に言及しました。

取っ組み合いの喧嘩をした時に。

その時に返って来た返事は・・・。

 

「そんなこと本気で言うわけないだろぅ」でした。

 

逃げた・・・・・。グー

 

その場をやり過ごす為の発言であって

相手のことを思っての発言ではなかったということが

わかった瞬間でした。

 

 

「その発言、子供のことを本当に思っての発言ではなく、

あなたの不安が元の支配やコントロールから来る発言でしょう?」

 

私の体験ではこれは

本当だった。