第56回全日本書初め大展覧会より少し後に、第8回葛飾柴又帝釈天全国書道コンクールの結果を、書道教室の先生が教えてくださいました。
Rさん(中1)Kさん(小5)ともに、硬筆部門で特別賞の葛飾区長賞をいただけました✨
この葛飾柴又帝釈天全国書道コンクールに向けて、二人とも丁寧に作品を仕上げていました。
初めてRさんが参加したのは第2回大会です。
小1でした。
小1の夏休みに、JAの作品を書いてみることになり毛筆を始めたRさんは、始めたばかりの半紙作品でJAの県代表になり、全国では銅賞をいただけました。
冬休みが終わる頃になると、ひらがなをいくつか上手に書けるようになっていて、競書誌の月例課題の練習で良い作品がいくつかできていました。
しかし、月例作品に1つ出品したあとは家で眺めるだけになっていたので、Rさんの作品を、小さな賞状でも良いから何か形になるように残してあげたいな、と思ったのがきっかけです。
しかし、2月近くなって〆切を過ぎていない公募の書道展というのは、調べる限りそんなに多くありません。
・〆切を過ぎていなくて
・指定課題がなく
・参加資格が限定(市内在住など)されていない
というところから、ふれあい書道展、成田山競書大会、葛飾柴又帝釈天全国書道コンクールの3つがあることがわかりました。(どれも1点出して、ふれあい書道展は特選、成田山はたしか金剛賞だったと思います。)
その中でも、柴又は、硬筆部門があり、B5の大きさで自由、というのがとても魅力的だという話に書道教室の先生となりました。
硬筆の公募展の多くは、指定用紙を購入したり用意する必要があるけど、これならできそう✨というわけです。
6B鉛筆の扱いが上手なRさんの字を、地元以外でも審査していただけるのはありがたいきっかけと、先生がひらがなの作品のお手本をくださいました。後に、先生は知り合いの先生にもおすすめされたそうです。
初めての公募展。表彰式で席上揮毫をさせていただき、とても温かく歓迎してくださいました。初めて訪れる柴又の地にも興味津々。題経寺にも初めておまいりしました。
これをきっかけにRさんは本当に一生懸命練習しました。第5回展では謝辞を、第7回展は帝釈天賞を受賞し、謝辞を務めさせていただきました。Rさんを大きく成長させてくださったコンクールです。
第8回葛飾柴又帝釈天全国書道コンクールは、過去最高の出品点数になったそうです。たくさんのすばらしい素敵な作品を拝見できると思います。
コンクールへの出品を通してたくさんの良い勉強、貴重な経験をさせていただいており、周囲への感謝の気持ちが育っているのも良いことです。書くことを楽しんでくれたらと思います

また載せられたらと思います