一トローンボン吹きの肺がん対峙記 -7ページ目

一トローンボン吹きの肺がん対峙記

初期の肺ガンが見つかって手術。その後2年半経って再発、放射線治療。7ヵ月後に副腎転移。標準治療、標準外にかかわらず最適な治療法を模索し続けるアマチュア・ジャズ・トロンボーン吹きの記録。

先週はCTを撮影しての診察。
アリムタ維持療法3回目を
実施することを前提の診察だった。

血液検査は次週のアリムタ注入前に
検査する予定だったのでオーダーされていなかった。

さてCTの結果であるが、前回と比較してほぼ変化なし。
増悪も縮小も見られなかった。

ということだったので、
このままいけば次週アリムタ3回目の静注実施ということになっていた。

しかし、2回目を実施してからの全身倦怠感が抜けておらず、
また食欲もない。
食べられることは食べられるが、おいしいとあまり感じない。
従って食べる絶対量が少ない。

この状態で3回目を実施すれば、
さらにこの状態が長引くか、更に酷くなることは目に見えている。

結果、主治医と相談の結果、休薬することにした。

暫く前に診察を受けた時も、この状態が続くようであれば、
休薬も一つの選択肢だとは言われていた。

休薬期間は2ヵ月。
途中一度血液検査とレントゲンで様子を見る。
2ヶ月後にCTを撮って状況判断すすることになる。

そこでどこかが悪化していれば次の手を考える。
悪化してなかったらどうするのだろう?
そこは確認し忘れた。

主治医曰く、一番大切なのは長く生きることを考えること。
薬の効果が出ていても、副作用でQOLが下がりすぎては意味がない。
そのためには休薬するという勇気も必要だと思う。

さあ次の手はどうしよう?

タグリッソについては、
現状だとT790Mを検出するための生検方法がないと言われた。
しかし2ヶ月後に転移巣の状況が変化していたら
可能になるかもしれない。(相当悪化していないとダメということか?)

これについては今考えてもしようがないので
2ヶ月後に状況に合わせて考えるしかないのだろう。
う~ん。

やはり回を重ねるごとに薬は蓄積していくのか?
16日にアリムタ点滴した後、
19日頃から以上に体が重くなってきた。

それまでに比べ影響が出るのが早い。
味覚障害はそれほど出たわけではないが、
とにかく食欲自体が出ない。
20・21日は仕事を休んでしまった。
日曜日は一日寝っ転がって体力回復に努めたが、
あまり効果はなかったようだ。

週が明けて益々身体が重くなってきたので、
24日に病院へ連絡して診察してもらった。
血液検査等はなしで診察だけだったが、
プレドニン(ステロイド)を処方してもらった。

もう一つエネーボという栄養飲料も処方してくれた。
一缶で300kcalのエネルギーと何十種類かの
栄養素が配合されていてバニラ味。

どんな酷い味がするのかと恐る恐る飲んでみたが、
思ったほど酷くはなかった。
言ってみれば溶けたバニラアイスという感じ。
食事の量が少なかった時に飲んでいる。

色々方策を考えてもらったが、
その後一週間経ってもそんなに状況は変わっていない。

アリムタの副作用もあるが、
また排尿障害が復活してしまったことも影響が大きいようだ。

とにかく早くトンネルから抜け出したい。
昨日は朝からアリムタ維持療法のため通院。
4月に実施してから2回目になる。

9時に到着してから採血。20分程の待ち。
その後、外来化学療法室へ。

そしてここからが長い。
まずは看護師による血圧測定と状況聞き取りまでに20分程の待ち。ここですでに10時近く。

その後診察なのだが、血液の検査結果が出るまでは始まらない。
結局呼ばれたのは11時頃。
診察の結果、実施可能ということで、そこから薬剤師へ調合オーダー。

実際に点滴を開始できたのは、11時30分頃、
点滴自体はアリムタを含め3つだけなので、40分程度で終了。
時刻は12時10分頃。それから会計を済まさ、処方箋薬局で薬をもらいに行った。
薬局が混んでいて、さらにそこで30~40分程。

結局全て終了したのが、13時15分。

40分間の点滴とために、しっかり疲れた。

それから昨日は重要な話があったので、その後出勤。
結構長い1日でした。

副作用は今日あたりから舌に違和感が出始めたようだ。またしばらく落ち着かない日が続きそう。