聖路加時代に発表した「病院経営ニューパラダイム」と、その後独立してNPO法人ヘルスケアフォーラム時代に発表した「サクセスフルエイジング社会の建設」とでは、その考え方、具体的な事業に幾つかの決定的違いがある。
「病院経営ニューパラダイム」から生れてきたものは「会員制健康クラブ」であり、具体的な事業としては「メディカルモール」「有料老人ホーム」そして「フィットネスセンター」等である。
「サクセスフルエイジング社会の建設」から生れてきたものは「地域ケア」であり、具体的な事業としては「在宅療養支援診療所」「介護老人保健施設」「小規模多機能施設」そして「訪問診療・看護・介護」等である。
前者は裕福な階層を対象とした「ヘルスケアビジネス」であり、後者は一般市民を対象とした「地域ケアサービス」である。
それは、病院経営の革新を目指す医業経営コンサルタントと、社会変革の実現を目指す社会起業家との違いがあることを意味する。
