「成人した息子と居酒屋で酒を飲む」これは、父親の夢かもしれない。


台風の余波で、風が強く雨も降りそうなので、近場の「すずろ」で、息子と焼酎を飲んだ。


ここでも父親の私が饒舌で、息子は聞き役であったが、昼間と違って彼はリラックスしてくれた。


毎日の洗い場の仕事で、皮膚が乾燥して痛々しい彼の両手を見せてくれた。


お店の小倉さんからは「素直な良い青年ね」と、お褒めの言葉をいただいた。


そうなのだ・・・。


彼は、優しすぎるくらい素直な男なのだ。


でも、会えてよかった。


息子も、同じように、13年間の空白を、少しは、埋めてくれたようだ。