これまでの「学歴ロンダリング」シリーズのブログを読んでいだだければお分かりの通り、私はあまり落ち着いた人生を歩んでおりません。
ですが、歳は容赦なく取るものです。
独身、社畜、婚姻歴なし、彼氏なし、趣味は旅行、という私のバックグラウンドが、だんだんと心配になってくるお年頃です。
それで諸々考えて、
いま、社会福祉士を目指して通信制大学に在籍しているのです。
受験資格を得て受験できるのは最短で来年度。つまり再来年の2月です。
大学時代から編入して大学院進学を目指し、
院試に合格したにも関わらず結局、
新卒枠で舞台芸術のマネジメントに就職し、
その後、地元の出版社、学習塾を経て、
金融機関窓口の管理職となり、
諸々あって、
人の仕事を無償で手伝うことになり、
その人に騙され、
身包み剥がされて文字通り無一文となり、
這々の態で逃れて、大学の派遣職員になり、
そこで今のボスと出会い、拾ってもらって秘書になったという
迷走この上ない経歴の私ですが。。。
なぜ自分の最後の仕事として社会福祉士を選んだのかと言えば、
それは、
高齢者に含まれ出した自分の親と、
その数十年後に高齢者になる自分と自分の仲間の老後を照らすためであります。
私や私の友人はほとんどが結婚歴のない独身です。
親の介護問題も、そろそろ無視できない世代になってきます。
そして、親を見送った後、
このままいけば、私と私の友人たちは100%独居老人になります。
ですが、
彼女たちの人間性や知識レベル、仕事スキルは素晴らしく、私は本当に尊敬しており、
例え生涯独身であったとしても、
これまでの仕事や勉強の頑張りを無にすることなく、みんなで孤独ではない、豊かな老後を送ることができたら、と思うに至りました。
ソーシャルワーカーとして困難を抱える人の力になりたいという思いは当然ありますが、私が福祉を目指す根底はここです。
夫や子どもを持つことができなかったとしても、気の合う友人同士で助け合って生きていける施設やシステムを作れたらいいなと思っています。
結婚しなかったことや、子どもを持たなかったことを「自己責任」と言われれば何も言い返せませんが、ロスジェネと言われる私たち世代の女性性には、一元的には語れない困難さがあるのでは、と思っています。
(これは長くなるので、また別の機会に)
まずは、
自分の両親に安心して受けてもらえる福祉サービスを考え、ゆくゆくは、自分達が受けたい福祉体制を確立していき、
私自身も高齢になってもギリギリまでそのマネジメントに携わって(笑)ビジネスマンとして働いていたい、というのが理想とするところです。
今後も日本社会の先行きは不透明で、
少子化も止まらず、
いまの40代の老後は、超高齢化社会により困難なものになることは、現時点から明確です。
一見、絶望的な状況にも思えますが、
唯一幸運なのは、
40代の現段階で、既に自らの老後社会の状況が明確に見えている、という点です。
多くの困難が予想されど、
働き盛りの今からその対策に具体的に取り組めば、老後準備には30年以上もかけられますし、
何より、
社会で長らく自立してやってきた私たちの経験や叡智を持ってすれば、必ずや豊かな老後に繋がる道を見いだせるものと信じておりまする。
そんなこんなで、
まだ見ぬ明日を目指し、
未知の領域である社会福祉を学び、
ボスの傍らで
使えるコネはないか目を光らせ(笑)
今の事務所を逃亡できるその日まで、コツコツ計画を練っていく所存です。
とは言え、
働きながら通信大学の勉強するって大変ねー。
理想はあれど、
現実は全然予定通り受講できないわー😅