秘書というと、
夜会巻きとメガネにタイトスカート、
みたいなイメージあるかもしれませんが、
それは幻想です。
秘書とは、影の存在。
影の何でも屋。
そんなわけで、
私が経験した、
なかなか面白かった秘書業務をいくつかご紹介します。
- 春に咲く朝顔事件
休日、部屋でゴロゴロしてたらボスから電話が。
ボ「家の周りを散歩してたら全然知らない場所に出ちゃったんだけど、ここどこ?」
私「え。。。。」
ボ「帰れないからタクシー呼んでくれない?」
私「何か周りにありますでしょうか??」
ボ「家がある」
私「あ〜… では、何か特徴的なものとか、変わったものは周囲にありますか?」
ボ「春なのに朝顔みたいなのが咲いてるよ」
私「そーですか〜〜。。。
それは変わってますね。。。」
この後、ボスの居場所を突き止め、ちゃんとタクシーを向かわせた私を、誰か褒めてほしい。
- 休日のチキンラーメン
休日、急に事務所に呼び出される。
普段着のボス、紙袋を下げて登場。
私を見るなり、紙袋の中を見せてくる。
ボ「ちょっと、この中見てごらん」
私「チキンラーメンですね。。。」
ボ「これ、お昼に食べよう」
ボス、めっちゃご満悦。
奥さまに怒られるから、
自宅でカップラーメン食べられなかったらしい。
ずっと食べたくて、隠し持っていたんだそうな。。。
そのために私は呼び出されたんかい😅
。。。まぁ、私の分も持ってきてくれたから許す(笑)
- なんか美味しいお菓子を探す
京都のなんか美味しい棒に刺さったアイス、
どこのか分からないけど美味しいスティック状のもちもちした羊羹、
チーズがカリカリしたおいしいやつ、
これらを全て探り当てて、
お取り寄せした私を誰か褒めて欲しい。
ちなみに、
京都のなんか美味しい棒に刺さったアイス
= 「京都祇園あのん」の京あいす
美味しいスティック状のもちもちした羊羹
= 山口県の生絹豆子郎
チーズがカリカリした美味しいやつ
= 栃木 チーズガーデンの御用邸チーズクッキー
探り当てたわー。
今ではお取り寄せできないものも入ってるけど、私、探り当てた。
このスキルが他所でどう活かせるのか分からないけど。。。
ボスの「あのときのあれ」とか言う指示で、何を指してるのかが大体分かる、私の適応力の凄さを、本当に誰かに褒めて欲しい。
でも、褒められることはないのです。
秘書は影の存在、影の何でも屋なので。
秘書の毎日はこんな感じです。