カウンセリング実習は本当に大変だった。。。

そもそも「傾聴」という概念が全く分かっておらず、最初はやり方が分からなくて相手を質問攻めにしてしまっていた😅


スクールの実習では「困ったちゃんチーム」に入れられ、ダメなお手本として実演させられるほどでした😅


クライアントの話を聞かなきゃ、

話の主導権はクライアントに持ってもらわなきゃ

と頭では分かっていても、会話の中で間が空くと、もう怖くて、その間に耐えられなくなって口を出してしまう(笑)


日常で秘書してますので、情報の拗れを解決して話を前に進めようとする話し方がクセになっていて、なかなか「ただ聴くだけ」というカウンセラーのスタイルが確立できない。


しかしですね、

これはですね、

仕事でやってないと独学で身につけるのは無理です。


カウンセラーの話し方には型のようなものがあり、

意見を言ってはいけない、

間違いを指摘してはいけない、

でも、相手から話を聞き出さねばならない、

というのは、未経験ではなかなか難しい。


私を含め多くの社会人は、日ごろ問題解決のためのビジネストークを主としているので、カウンセリングの話の進め方をマスターするには、トレーニングが必要になる。


人材紹介系や、人事部勤務の人は、日常で傾聴の研鑽を積む機会があるようで流石にロープレも上手だったけど、私の業務内容では日常で傾聴トレーニングする機会なんてないし、スクールで数回の実習を経たくらいでは身につかないな、と痛切に思った。


だけど同時に、

カウンセリングとは、クライアントとのコミュニケーションを取ることが重要なんだと実感。

ならば、一般的なコミュニケーション能力さえあれば、未経験は数をこなすことで補えるのではないかとも思った。


なので、スクール以外でロープレ対策してくれる先生を探すことにしたのです。


探してみると、ロープレの個人レッスンをやっている先生はたくさんいるものの、

自分のメルマガを購入させたり、

他のプランもセットで高額の受講料だったりして、

なんか胡散臭さが拭えない人が多い😅


なれど、諦めずに検索しまくったところ、

入学金やテキスト購入などもない、良心的な先生を見つけた。

11時間の個人レッスンで5,000円、

という良心的な値段設定。


先生のプロフィールやブログからも、生徒で必要以上に商売しようという胡散臭さは感じられず(笑)トライアルでお願いしたところ、とても良い先生だったので、2ヶ月間、毎週お願いすることにしました。


この先生に出会っていなかったら、私は多分受かってなかったと思う。

それくらいお世話になったし、指導も的確でした。


それ以外にも、

スクールで気の合った仲間たちと、週一でロープレ練習もした。


受講生同士でのロープレ練習は、

受講生同士の的外れな指摘や、

マウントじみた批評が生じてしまうことから、

あまり推奨されない側面もある。


だけど、参加メンバーは頓珍漢な批評とか批判とか絶対にしない人たちだったので、私は信頼してた。

それに、受講生同士で批評し合う危険性も、お互いに把握していたので、求められない限りは敢えてフィードバックはしなかった。

結果的に、この練習の場はとても有意義なものになったと思う。


スクール外のレッスンと、

同期生との練習と、

ロープレの回数を重ねたおかげで、かなりコツを掴めるようになり、当初の苦手意識はほとんどなくなって、試験が近付く頃にはロープレは得意分野になってました。


実は、スクールでは、

学科の先生は素晴らしい先生ばかりだったんだけど、ロープレ対策の先生とは最初から相性が悪くて😅

必要以上にカウンセリングを型に嵌めたがる先生で、自分の流派以外は認めん!みたいな人で😅、私が外部レッスンでコツを掴み出した頃から、当たりが強くなっていた。。。。

そういえば、この人も定年退職後のおじさまだったわ(笑)


そのおじさまから教えられた通りのセリフや型(?)でロープレしていなかったら、

「話をまとめるときは、話をまとめますとって言って!」とか、

5分過ぎたあたりで、必ず1回話を切ってまとめて!」とか、

「ひとりでお辛かったんですねって言葉を必ずどこかで入れて!」とか、

逐一ストップされて注意され、私は「そんなわけあるかい💢」と思って断固従わなかった(笑)


でも、なんだかんだで、

本番は実技も全てA判定で受かったのですよ。

やっぱり、実技試験対策も相性は大丈夫ですわ。


もちろん、私が合わなかったおじさま先生だけの指導で合格した人もいましたので、その先生が一概に悪いわけではないですが。



なので、実技試験の合格の鍵は、

ロープレもコミュニケーションの一環だと思うこと

とにかくロープレの数をこなすこと、

信頼できる人から指導を受けること、

1人に批判されたからと言って挫けないこと、

受講生同士のロープレ練習には相手を選ぶこと、

ですかね。。。。


特に、型に嵌めたがる指導者が合わないと思ったら、無理に従わず、自分が楽に話せるスタイルの指導者を探すことは重要だと思う。



次回は、キャリアコンサルタント取得中、もしくは、取得後に感じた、キャリコンの問題点を書いていこうかと思います。


読み直してみたら、ロープレ対策のことを色々思い出してきたので、次回ももう少しロープレ対策について書いていこうと思います。