生命線が短い、
薄いという不安を訴えてくる方が、
たまにいらっしゃいます。
確かに生命線は、
長く濃くしっかりと
刻み込まれている方が良いです。
でも、線が短くて薄いからといって、
短命であると決めつけるのは尚早です。
手相があらわしているものは、
あくまでも今現在の状況であって、
これからの生き方や考え方、
感情の持ち方次第で、
運命を変えていくことができます。
線が薄い、悪い線があると
嘆くかわりにできることは、
前向きに力強く、
これから生きていこうとする
意志を持つことです。
どうしても気になってしまう、
悪い線があると言われて
ショックを受けてしまった
というときなどは、
期間を決めて思いっきり
不安がりましょう(笑)
不安を感じたり悩んだりしたい
部分の自分を納得させてあげた上で、
自分で決めた期限がきたら、
なるべくスッパリ忘れましょう。
考え方、感情の在り方が、
運命改善で大きな影響力を持ちます。
内面が強くなってくれば、
手の線もやがて変化するはずです。
生命線だけでなく、
全体的に線が薄くて
はっきり見えない相の人は、
これといった信念を
持ち合わせていない可能性が高いです。
線の強さは意志の強さ。
その長所は、人とぶつかりにくく、
集団を支える緩衝材になれることです。
流れる水のように
相手に合わせることができ、
多少のダメージならその柔軟性で
受け流せる人もいます。
短所としては、
いざという時に力を発揮できないこと。
ものごとを途中で投げ出しがちで、
目に見える形として、
結果を残せないことが多いです。
手の線は、
リアルタイムで変化するもの。
昨日は線が濃かったのに、
今日はなんだか薄くて元気ないな・・・
そんなことはよくあります。
そういうときは、
自分のエネルギーが低下しています。
大勝負に挑むのは、
控えた方が無難かもしれません。
全体的に線が薄い人でも、
波に乗っているときは、
多少濃くなって存在感が出てきます。
内面と手相はいつも
つながっているということを意識して、
今がどうであるかではなく、
これからどうに変えていきたいかに
注目してみてはいかがでしょうか。