今回は無意識と占術を、

 

深く深く掘り下げる回です。

 

 

両者の関係は、

 

切っても切れないものがあります。

 

 

心理や運、見えない世界などの

 

領域に関わると、

 

必ずついてくるのが無意識です。

 

 

無意識の情報を直接伝えるのが

スピリチュアルカウンセラー、

無意識の情報を

一定のルールにより

目に見える形にして、

それを読み解くのが占い師です。

 

僕は心理学と占術を

 

扱っていますので、

 

無意識というものに、

 

日々興味を持って過ごしています。

 

 

 

広大な無意識の領域

 

 

無意識という概念は、

 

心理学黎明期のフロイトや

 

ユングの時代に始まりました。

 

 

無意識の領域は、とても広いです。

 

 

顕在意識と呼ばれる、

 

今意識していること以外が、

 

すべて無意識となります。

 

 

定説によると、

 

顕在意識の領域は、

 

ほんの数パーセント。

 

 

残りの9割以上が、

 

無意識となるわけです。

 

 

ほぼ自動化されている、

 

毎日の習慣的な

 

行動の多さをみれば、

 

瞬間ごとに意識できていることが

 

どれほど少ないのか、

 

実感できます。

 

 

また、自分では気づいていない

 

深層心理も無意識の中に

 

隠れているので、

 

本当はどう思っているのかを

 

正確につかむのは、

 

難しいです。

 

 

 

 

ユングと無意識

 

 

ユングいわく、

 

僕たちひとりひとりの中には

 

「集合的無意識」というものがあります。

 

 

個人の経験を超えた、

 

全体意識とでもいいましょうか。

 

 

世界各地に伝わる

 

神話や言い伝えなどが、

 

共通する部分を持っているため、

 

国家や民族の枠を超えて、

 

すべての人に意識の根底と

 

なるものが備わっていると、

 

ユングは考えました。

 

 

そして彼は、

 

さらに独自の理論を展開します。

 

 

「シンクロニシティ」というものです。

 

 

日本語にすると、

 

「共時性」や「意味ある偶然の一致」。

 

 

内面で思っていたことが現実になる、

 

目の前の出来事から答えを見つける、

 

予感や予知、夢で見たことなど。

 

 

僕たちの身の回りには、

 

シンクロニシティがあふれています。

 

 

必要なことをかいつまんで

 

ご紹介してきましたが、

 

ここから無意識と占術の

 

関係についてです。

 

 

 

無意識の占術の関係

 

 

僕は今まで手相、タロット、

 

易などをやってきていますが、

 

占術というものは、

 

共通して無意識の

 

賜物であると感じています。

 

 

手相の線は

 

無意識が現れたものですし、

 

タロットは無意識とつながって

 

カードから情報を読み取ります。

 

 

易は相談者さんと占う人が

 

無意識の場をつくり出して、

 

問題に合った卦を立てます。

 


それぞれの占術には、

 

ちゃんとした理論やルールがあります。

 

 

でも、理論やルールだけでやるのなら、

 

それを覚えれば誰にでもできるのです。

 

 

更にその先に行くためには、

 

どうしても無意識を活用した

 

「直感力」が欠かせません。

 

 

直感や「なんとなく」を

 

大切にしていくわけですが、

 

ここに占いの胡散臭さの

 

イメージがあるのでしょう(笑)

 

 

理論を超えた、

 

なぜかそれが正しいと感じる能力。

 

 

これは本来、

 

誰にでも備わっているものです。

 

 

でも初めからそんなものは

 

ないと決めている人は、

 

それを使っている人を見ると、

 

自分とは違う世界の人だと感じたり、

 

ただのインチキだと感じます。

 

 

9割を超える無意識に

 

つながろうとするかしないかで、

 

受け取れる情報は全然違います。

 

 

手相もタロットも易も、


展開された情報の中で、

その場で何が必要か、

 

最終的に選び取るのは無意識です。

 


この部分が、

占術を使う人の個性や

力量が出るのだと思います。


占いの場だけではなく、

よくよく観察してみると、

日常の中に偶然の一致や

無意識の領域に関わる

出来事などはあるものです。


それに気づけるかどうか、

気づいても気のせいだと

なかったことにするかで、

その人の無意識に対する

態度が現れます。

 

 

 

 

 

無意識を味方につける

 


集合意識やシンクロニシティを

提唱したユング自身、

占いや超常現象に

かなり興味を持っていたようです。


占いが嫌いな人もいますが、

そういう人は、

ユングの集合的無意識、

シンクロニシティ、

アドラーの共同体感覚なども、

受け入れられないかもしれませんね。

 

 

 

それでも、

 

無意識は確実に存在しますし、

 

そこから情報を

 

引き出せるのも確かです。

 

 

うまく使えば頼もしい

 

味方になってくれますので、

 

ちょっとした思いつきや

 

勘、夢、偶然の一致など、

 

無意識からくるメッセージを

 

取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

確かに外れることもあります。

 

 

でも直感も筋肉と同じで、

 

鍛えれば強くなりますし、

 

使わなければ無いに等しくなります。

 

 

僕は無意識に興味があり、

 

感覚を使っていくことが

 

心地よいと感じているので、

 

頭だけ使うクセを抑えて、

 

無意識と仲良くしようと

 

心がけています。

 

 

といっても、

 

堅苦しいことはなにもありません。

 

 

時計を見るとゾロ目だ!

 

とかやってると、

 

結構おもしろいですよ(笑)

 

 

 

Fortune Therapy 群馬    湊 夕季

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