十人十色の占い

 

 

みなさんは占いを信じますか?

 

 

世の中には

 

いろいろな占術があり、

 

たくさんの占い師さんがいますね。

 

 

エンターテイメントとして

 

楽しむ人もいれば、

 

真剣に人生相談したい人もいます。

 

 

目的によって適した占いや人も

 

変わってきますので、

 

自分にとってちょうどいいところを

 

見つけておくといいです。

 

 

占いは人の人生を左右しうる、

 

繊細なものです。

 

 

相談しているうちに

 

依存症となってしまう人もいますが、

 

それでは本末転倒ですよね。

 

 

 

 

占いの結果に影響され過ぎてしまう

 

 

手相を例にしましょう。

 

 

手相とは不思議なもので、

 

線としてその人の性格や運命、

 

能力などがあらわれています。

 

 

占いには「命・卜(ぼく)・相」の

 

3種類がありますが、

 

手相は3番目の「相」にあたります。

 

 

線が語りかけてくるので、

 

見ればわかるんですね。

 

 

占いとしては、

 

一番お手軽で簡単な方法となります。

 

 

その人に関することや、

 

過去や未来がわかることもあるので、

 

占いとして扱われています。

 

 

それと同時に、

 

手相は統計学としての

 

側面も強いです。

 

 

過去からの膨大なデータによって

 

成り立っています。

 

 

この線がある人はこういう人で、

 

この線がこの方向に向かうと、

 

こういう意味になる・・・

 

 

といった感じです。

 

 

統計データから導かれる答えは、

 

だいたい当たります。

 

 

線によって幸不幸が決まるというのは

 

一定の事実ではありますが、

 

それだけでもないんです。

 

 

よくない結果になっても、

 

その場で自分の運命はダメだと

 

決めつけてしまうのは、

 

時期尚早です。

 

 

そうならないために、

 

念頭に置いておくべきことがあります。

 

 

 

 

最終決定を下せるのは、自分だけ

 

 

手相の線は永久不変ではありません。

 

 

脳とリンクしていて、

 

考え方次第で変化していくものです。

 

 

占い依存症の人は、

 

ここにつまずいてしまいます。

 

 

自分が変われば

 

手相も変わってくるということは、

 

運命は自らの手に

 

委ねられている部分もあるということ。

 

 

宿命は変えられませんが、

 

運命は変えていくことができます。

 

 

そこが占いの核心部分だと思うのです。

 

 

悪い線があったからもうダメだ、

 

ではなくて。

 

 

それを受けて、

 

これからどうしていこうか。

 

 

こちらの方が考えるべきことです。

 

 

占いそのものを

 

100%真に受けるのではなく、

 

それを利用して

 

よい未来をつくっていくのが、

 

本当の占いの活かし方です。

 

 

よくないことを言われたのなら、

 

ある意味、

 

「言われた占い結果をハズしてやる!」

 

くらいのノリでいいのではないでしょうか(笑)

 

 

 

 

中心軸を持つ

 

 

手相に限ったことではなく、

 

これは他の占いでも大切なことです。

 

 

出てきた結果に満足できないなら、

 

それを変えていくための

 

決断と行動が必要です。

 

 

占いの奴隷になるのではなく、

 

よき友人となりましょう。

 

 

最終的な決断をするのは自分自身ですし、

 

結果の捉え方も自分次第です。

 

 

すべて人任せにするのではなくて、

 

こうありたい、

 

こうしていきたいという、

 

自分の中の中心軸を持ちましょう。

 

 

そうすれば依存症にもなりませんし、

 

霊感商法などにも騙されにくいです。

 

 

そして占い結果が良かったからといって、

 

慢心してもいけません。

 

 

参考にするものであって、

 

絶対ではない。

 

 

それが健康的な付き合い方です。