誰にでも得手不得手がある

 

 

人にはそれぞれ、

 

できることとできないことがあります。

 

 

努力次第でできるようになることを、

 

始めから諦めてしまうのは

 

もったいないですが、

 

どうにもうまくやれないことというのは、

 

誰にでもあるものです。

 

 

それを頑なに抱え込む必要はありません。

 

 

 

 

組織の強み

 

 

組織の最大の強みは、

 

それぞれが得意なことを

 

分担し合えることです。

 

 

お互いの足りないところを補い合って、

 

個々人が持ち味を発揮することによって、

 

全体としてのパフォーマンスが

 

飛躍的に上がります。

 

 

個人ではできないような大きな仕事も、

 

各分野に特化した人が集まれば、

 

できてしまいます。

 

 

家庭においては、

 

生活にかかわる家事を

 

得意分野で分担することで、

 

効率よくこなすことができます。

 

 

なにかトラブルがあったときに、

 

相談したりフォローし合えるのも、

 

大きな利点ですね。

 

 

効率化して生存率を上げるため、

 

狩猟採集時代から、

 

人間は群れざるを得なかったといいます。

 

 

 

 

個人の強み

 

 

では、個人で活躍する人の

 

強みとは何でしょうか。

 

 

最大のメリットは、

 

小回りが利くところでしょうか。

 

 

個人の裁量で自由に決定を下せますし、

 

組織にはできない

 

変則的なことにも対応できます。

 

 

他には、表現したいことを

 

直接的に反映できるという長所もあります。

 

 

組織のように足並みをそろえる必要が

 

ないということですね。

 

 

何でも自分で決めて、

 

好きなようにやりたい人は、

 

こちらが向いているでしょう。

 

 

 

 

 

組織でも個人でも変わらない基本

 

 

組織であれば適材適所によって、

 

バランスよく目的を達成できます。

 

 

では個人では、

 

それはできないのでしょうか。

 

 

自由である代わりに、

 

すべてを一人でやらなければ

 

ならないかというと、

 

そうでもありません。

 

 

自分ではできないことや、

 

やると効率が悪いことは、

 

外注化して誰かにやってもらえば、

 

報酬と引き換えに時間と労力を買えます。

 

 

今は仕事を他の個人や組織に依頼したり、

 

家事代行サービスを利用する人も

 

多くいますよね。

 

 

あくまでも理想論ですが、

 

ざっくり言ってしまうと、

 

集団であっても個人であっても、

 

できないことや不得意なことを

 

やる必要性は薄いです。

 

 

 

 

自分の輝ける場所はどこか

 

 

ひとりひとりが個性や能力を活かし、

 

輝ける場所があります。

 

 

采配を間違わなければ、

 

みんなが生き生きと活動できる社会を

 

つくることは可能ではないでしょうか。

 

 

あなたの強みは何でしょうか?

 

 

できることとできないこと、

 

把握していますか?

 

 

組織と個人、

 

どちらが適しているでしょうか?

 

 

ひとりひとりが自分らしく

 

活躍できる居場所を見つけることが、

 

争いのない世界の第一歩に

 

なるのではないかと、

 

僕は思っています。