本日、香里奈さん主演の木曜劇場
「嫌われる勇気」がスタートします。
以前ブログでも
ご紹介したと思いますが、
原作は2013年に大ベストセラーとなり、
今もその勢いが止まらない
同タイトルの書籍です。
哲学者と青年の
対話形式で書かれているので、
アドラー心理学の基本概念が
わかりやすく学べます。
そもそも、アドラー心理学とは何か?
一言で言えば、
人間の幸福な人生の指針を示した、
革命的な心理学です。
それがアドラーによって
提唱されたのは、100年以上前。
にもかかわらず、
その理論は現代の人が聞いても
衝撃を受けるくらいの、
すさまじく前衛的なものでした。
中でも「共同体感覚」というものは、
それまでアドラーを支持していた
人までも遠ざけるほどの、
画期的な概念です。
これから人類が
建設的な未来を創っていくために、
最も必要なものであると僕は考えます。
心理学者アドラーが語られるとき、
「フロイト、ユングと並ぶ
心理学界の三大巨匠」という
表現がよく使われます。
フロイトとユングは、
心理学に通じていない人も
知っているほど知名度が高いですが、
アドラーは近年まで無名でした。
にわかに脚光を浴び始めたのは、
親しみやすい書籍が
出版されてからです。
対話形式や漫画など、
切り口はいくつかありました。
今回は刑事ドラマとして放送されるので、
さらに世の中に浸透しそうです。
嫌われる勇気とは、
自分から嫌われようとする
ことではありません。
嫌われるんじゃないかと萎縮して、
自分を縛り付けるのをやめる、
ということです。
香里奈さん演じる主人公が、
それをどう体現していくのか。
これからストーリー展開に注目です!