ニューカレドニアにて、

ボート乗り場の人に、

日本人の働き方は

クレイジーだと言われました^^;


僕らはそれが当たり前のように

育ってきましたが、

改めてそう言われると。。。

ねぇ。


「土日は休みな人が多いけど‥‥」

 

 

そんな僕に、鋭いツッコミが。
 

 

「それはただの週末でしょ?

休暇ってないの?

俺たちは続けて1ヶ月は休暇を取るよ。

できれば3ヶ月欲しいけどね。」

うーん。

GWとかお盆、年末年始があるけど、

果たしてみんなまともに

休んでいるのだろうか?

それに1ヶ月規模の休みなんて、

どこも到底なさそう。。。

こんな人にブラック企業の

話とかしたら‥‥(笑)


日本を出ると、

たくさんの価値観に出会います。


滞在中の最後の夜に、

浜辺にいたフランス人達と、

仕事と人生について

語ったりもしました。


ちょうど日本の話をしていた時に

僕が通りかかったらしく、

これは運命だのなんだのと、

大歓迎のご様子(笑)


彼らは気ままに世界中を

旅しているそうです。


そのうちの一人はシェフで、

いろいろな国の料理を学んでいると

話してくれました。


そんなに働いてどうするの⁇

人生とは楽しむことだよ!

明日どこにいるかもわからない!


極端ですが、それが彼らの主張。


この国では、僕のように

数日間の休みで来るなんて、

信じられないといった

反応をされます。


その幸せはじける

笑顔を見ていると、

本当に国や人によって、

価値観は様々だと感じるのです。


もちろん、すべての人をその生き方に

当てはめることはできません。


ただ、ギチギチし過ぎて

視野が狭くなっているなら、

彼らの話に少し耳を傾ける価値は、

きっとあります。


そして頑張って働くことも、

悪いことだけではないですよね。


何かを犠牲にしてまで

働きまくるがゆえに、

日本は経済大国と

なっているのでしょう。


問題なのは働き過ぎなのではなく、

それについていけない人達が

出てきているということ。


仕事が大好きな人は、

好きなだけ仕事をしてもいいですよね?


でも、そうじゃない人もいるのに、

一様にお国柄という

暗黙のシステムに組み込まれて、

悲鳴が上がっている。


僕は国に関わらず、

すべての人に輝ける場所があり、

それぞれに合った働き方があると

思っています。


自分に合った生き方をしていないと、

義務に耐えるだけで、

充足感のない日々になってしまう。


そんな状態に陥ったなら、

もう一度自問自答してみても

いいのではないでしょうか。


すぐに今の責任を投げ出すとか、

そんな次元の話ではありません。


本当にこれでいいのか。


よくないなら、

今の自分に何ができるのか。


正解はわからないけど、

一つじゃないのかもしれないけど、

問い続けることによって、

人は前に進める気がします。


「また会えるかもね。

明日何があるか、

誰にもわからないんだから。」


既成概念に縛られない、

彼らの笑顔が眩しい。


「この浜辺で話したこと、

きっと忘れないよ」


そう告げて、僕は帰国しました。


その言葉が、

働き過ぎの毎日に埋もれて

しまわないように、

願うばかりです。



占いセラピスト悠希のプロフィール↓
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