いろいろタメになる
お話を伺いました^^
自分の親程の年齢で、
なおかつ濃厚な
人生経験を
されている方なので、
言葉に重みと
説得力があります。
お話の中で、
認知症についての
見解が印象的でした。
認知症がなぜ発症するのか、
今のところ医学や脳科学で
詳しい解明はされて
いないのが現状です。
彼は独自の理論を
展開する中で、
「自分に正直かどうか」という
キーワードを挙げました。
いつも自分に嘘をついていると、
頭の中に矛盾が生じて、
やがて認知症に
至るというのです。
そのときは理屈抜きで、
素直に「なるほどなー」
と思いました。
自己矛盾した状態が
長く続くと、
だんだん自分がわからなく
なってきますよね?
人間は都合の悪いことも、
やがて脳内で書き換えて
正当化してしまいますから、
本当の感情を認識する
のが困難になります。
それは潜在意識が行う、
現状のストレスに対する
一種の防御反応ですが、
長期的に見ると、
徐々に心を蝕みます (・ω・`。)
事故や災難などの
衝撃的な経験の後、
一時的な記憶喪失を
示す人もいますが、
これも現実を
受け止めきれずに、
精神崩壊してしまう
可能性に対する、
無意識の予防策です。
認知症というのは、
「本当の自分を完全に見失う」
ことなのかもしれません。
高まっていく自己矛盾に
耐え切れず、
精神が忘却の淵へ
逃げ込むのならば、
あるいは「本当の自分を捨てる」
という表現もできそうです。
「テレビを漫然と
見続ける高齢者は、
認知症になりやすい」
そんな話を聞いた
ことがあります。
テレビから流れ続ける
情報をひたすら浴びて、
そのうち自分を
失っていくとしたら・・・
そう考えると、
仮説の裏付けになり得ますね。
若い時期は何とか
乗り切れても、
年を取って情報の整理が
手に余るようになってきたら、
危険性が高まるのだと思います。
一方で、生きがい、
すなわち自分を
しっかりと持った高齢者の方は、
元気に暮らしています。
自分に正直に、
好きに生きているからでしょう。
ほとんどの人は表の顔と
裏の顔がありますから、
調和を乱さないように、
世間に合わせることが
あるのは当たり前ですが、
自分自身にも
嘘をつくのは苦しいです。
自分自身の内なる声を
聴いてあげること。
これは、認知症予防以前に、
あなたがあなたらしく
充実して暮らすには、
とても大切なことです。
本当の自分を見失う前に、
素直になれていない
部分がないか、
見つめなおそうと
思えた日でした(*´ω`*)
占いセラピスト悠希のプロフィール↓
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