一つの出来事に対して、

不快になる人と、

意に介さない人がいます。


この違いはどこから


生まれるのでしょうか?


論理療法で知られる


アルバート・エリス博士は、

ABC理論を提唱しました。

A→Activating event(出来事)
B→Belief system(信念体系)
C→Consequence(結果)

まず出来事や状況があり(A)、

それを個人が受け取る(B)。

その結果、感情が起こる(C)。

つまり、感情の原因は


出来事や状況ではなく、

どう受け取るかで


決まるということですね。


信念体系は、


子供の頃に受けた教育や、

これまでの人生経験を基に


形成されています。

それぞれ独自の


サングラスをかけて、

ものを見ているいる


ようなものです。


サングラスの色が


濃すぎると、

物事がよく見えません。


「よく見えないんだけど、

 
 どうしたらいい?」


そう聞かれた人は、


すぐに答えがわかるでしょう。


「サングラスを外してみたら?」


そう。

大切なのは、


自分がサングラスをかけている

という事実に気づくことです。

外してみると、

物事をありのままに


受け止められるようになり、

問題解決へ向かえる


ようになります。


でも、気づかなければ、

それを取ることもできません。


何かに悩んでいるときは、

「~でなければならない」で

頭がいっぱいに


なっているものですよね。


本当にそうでしょうか?

絶対にそうでなければ


ならないのでしょうか?


クライアントが、

無用な思い込みに


気づいて手放す。


カウンセラーというのは、

その過程に寄り添う


仕事だと思います。


多くの場合、


僕たちは幼い頃に刷り込まれた

価値観を、ずっと持ち続けます。


子どもの頃は


愛情を得るために、

両親や環境の信念体系を

受け入れるしかありませんでした。


ただ、そのすべてが


正しいわけではなく、

ましてや大人になった


今の僕たちに必要かどうかは、


甚だ疑わしいです。


自分のことは、


もう自分で決められるはず。


社会人としてわきまえるべき


ことはありますが、

必要以上に、


人の価値観の中で

自分をすり減らさなくても


いいんです。

もう、自分の価値観で


生きていいんです^^


「本当はどうしたいのか?」

僕は、今まで何度も


この言葉を使っています。


人生の扉を開くカギは、

この一点に


集約されるからです。


まずは、思考や感情を


観察してみることで、

どんな思い込みを持っているかに

気づいていきましょう。


サングラスを外してみると、

奇跡が起こりますよ!


占いセラピスト悠希のプロフィール↓
http://profile.ameba.jp/fortunetherapist/