昔々、あるところに

二人の木こりがいました。


一人は一生懸命、

斧で木を切り続けました。


ところが木こりは、

そのうち疲れて

イライラしてきました。


なかなか木が

切れないのです。


彼の斧は、

木を切っているうちに、

切れ味が落ちてきていました。


それに気づかずに、

彼は斧を振り続けます。


「なんで切れない

んだろう・・・(・ω・`。)」


ついに疲れ果てて、

やめてしまいました。


もう一人の木こりは、

木を切るにはまずは

斧の手入れが必要だと、

斧を研ぎ続けました。


「これじゃあまだまだだな。

もう少し刃が鋭くなったら、

仕事に出かけよう。」


そう言ってまた

斧を研くのですが、

どうしても仕上がりに

納得がいかず、

ずっと家から出られません。


結局、二人の木こりは

仕事が全然

進まないのでした。。。


ちょうどいい奴は

おらへんのかい!


そうツッコミたく

なると思いますが、

これが案外、

笑えません(・ω・`。)


何かをしようとしても

うまくいかないとき、

または一歩を

踏み出せないとき、

僕たちはこの

二人の木こりの

どちらかになっている

可能性があります。


効率が悪かったり、

やり方が間違っているのに、

愚直に同じことを

繰り返してしまったり。


もう後はやり始めるだけなのに、

不安ばかり先走って、

実行に移せなかったり。


前に進む行動力は大切ですが、

ときには立ち止まって

自分のしていることを

確認しないと、

袋小路にハマりかねません。


また、準備することも

大切ですが、

どんなに環境を整えても、

始めなければ

意味がありません。


客観的に木こりを見ていると、

それがよくわかるのですが、

自分自身のことは、

意外と見えないものです。


ときどきは斧を研ぎながら、

気持ちよく木を切りに

出かけましょう^^


占いセラピスト悠希のプロフィール↓
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