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こんにちは、訪問ありがとうございます！
さっき、何気なくつけたＴＶ、
『秘境路線バスで飲食店を見つける旅』
をやっていました。
今夜はナント私の大好きな熊野古道でした！
世界遺産に指定されてからはもちろん
もう何十年も行っていないのですが、
日本全国いろいろな寺社仏閣に
行かせていただいた中で、
もちろん全国にはいっぱい
素敵なところがありますし、
私がまだ知らないところもあるけれど
私が一番大好きな熊野本宮大社
全国に４７００社以上ある熊野大社の総本宮
高校一年生のときに初めて行ったときの
なんとも表現できないあの感覚。
何十年経っても忘れることのできない
鳥肌が立つような…
私の体を通り抜け
高い空に向かって
風が突き抜けていったような
不思議な感覚…。
熊野本宮の本殿の前に立ったとき、
澄み切った空気はピンと張りつめ、
あたりは静寂に包まれた。
そこにあったのは、
悠久の時を経て今なお変わらない
古式ゆかしいオーラを放つ本殿と
青い空、
そして私だけ…
ああ、もうその体験は、
みなさんにも経験してほしい。
なんて
ひとりで盛り上がって本当にごめんなさい。
素敵なんですよ、ほんとに。
熊野三山は那智の滝で有名な
熊野那智大社にも行きましたが
私のお薦めは熊野本宮大社です。
（あくまでもかなり偏った個人的意見です）
平安期には、貴族や上皇など身分の高い人々のものだった熊野詣は、浄土信仰の広がりに伴い、中世期以降には「蟻の熊野詣」と言われるほど、庶民や病人にいたる多くの人々が行列を作り、魚、肉、葱、韮などを絶つ潔斎をしながら、長く険しい祈りへの道を歩いた。
今でこそ、交通機関が発達し、気軽に行くことのできる熊野詣でだが、かつては道半ばにして行き倒れて亡くなる人々も多かったという。
平安末期に人生のうち34回も熊野本宮大社を詣でた後白河法皇は、当時の熊野詣がいかに厳しかったかを、こう詠んでいる。「熊野へまいらむと思へども
徒歩（かち）より参れば道遠し
すぐれて山きびし
馬にて参れば苦行成らず
空より参らむ 羽を賜（た）べ若王子」後白河法皇編纂『梁塵秘抄』より
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